釜山少女暴行殺害:キム容疑者、犯行否認

都合悪くなると黙秘

 中学校入学を控えた13歳女児が誘拐され、性的暴行を受け殺害された事件で、10日夜、釜山・沙上警察署で取り調べを受けたキム・ギルテ容疑者は、精神的に極度に不安定な状態を見せながらも、被害女児イ・ユリさん殺害については否認しており、ときどき黙秘権を行使している、と警察は発表した。

 また、同署によると、キム容疑者は「釜山市沙上区徳浦洞一帯の留守宅や建物の屋上などに隠れていた。逃走中は主にインスタントラーメンを食べ、よく酒を飲んだりたばこを吸ったりしていた」と供述しているという。キム容疑者は同日午後逮捕され、同署に護送されたが、「犯行を認めるか」という報道陣の問いかけに首を横に振り、否認した。また、「なぜ逃げたのか」という問いには、「以前やったこと(今年1月に沙上区で、帰宅途中の30代女性を付近のビル屋上に連れ込み性的暴行を加え、監禁した容疑)のため」と答えた。

権慶勲(クォン・ギョンフン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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