沼津市内を拠点にした闇スロット賭博事件で、賭博の売り上げから「みかじめ料」(用心棒代)を受け取ったとして沼津署などは1日、沼津市本田町、暴力団幹部、太田唯之容疑者(40)を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等収受)容疑で逮捕した。この事件での逮捕者は計11人となった。
逮捕容疑は、同市大手町の貸しビルで、スロットを置いて常習的に賭博をしていた岡嶋誠一被告(42)=常習賭博容疑で逮捕・起訴=らから、09年12月~10年1月に計3回、みかじめ料名目で売上金約40万円を受け取ったとしている。同署によると、太田容疑者は容疑を否認しているという。【山田毅】
毎日新聞 2010年3月2日 地方版