福祉部とロッテ・デパートの「お見合い」、女性に人気

 保健福祉家族部とロッテ・デパートに勤める未婚者同士が初めて集団お見合いをするということで話題となっているが、その日にちが今月22日に決まった。

 これは、少子化対策を主導する部署として、内部職員の出産から応援していこうと立ち上がった福祉部の全在姫(チョン・ジェヒ)長官と、これに意気投合したロッテ・デパートの李哲雨(イ・チョルウ)社長の主導で実現したものだ。それぞれ35歳未満の未婚者を30人ずつ募集し、ソウル市内のIホテルでイベントを行う予定だ。

 ところが、双方共に女性の参加申し込みが男性を大きく上回るという現象が起き、会の運営を依頼されているA結婚情報会社はマッチング(組み合わせ)に苦労している。「60人先着順で受け付け」が2日で締め切られたロッテ・デパートの場合、女性の参加希望者(42人)が男性(18人)の2倍以上で、福祉部も現在までに男性17人、女性41人が申し込んでいる。A社の関係者は、「女性の社会進出が進む中で、『検証された確かな相手』を探すのが効率的だと考える女性が多いのでは」と話している。

 多くの結婚情報会社も、男性より女性の会員数が上回る現象が見られるが、今回のお見合いの場合、福祉部とロッテ・デパートの希望者120人の中で相手を探さなくてはならないため、自分に合う相手を見つけるのはさらに難しい状況だ。

金慶和(キム・キョンファ)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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