『冬ソナ』撮影現場の突風事故、日本人含む32人けが

 江原道江陵市江東面の景勝地・正東津で11日、アニメ『冬のソナタ』の実写シーン収録を見学していた日本人観光客らを突風による飛来物が直撃した事故で、負傷者の数は日本人28人を含む32人に増えた。いずれも軽傷だが、頭部を負傷した1人がソウルに移送された。

 事故が起きたのは同日午後3時10分ごろで、観光客らはアニメ『冬のソナタ』で、韓流スターのペ・ヨンジュンさん、チェ・ジウさんが出演する最終回の実写シーン収録を見学するため、現地を訪れていた。事故当時、東海(日本海)沿岸は強風が吹いており、現場に設置された幅2メートル、長さ7-8メートルの合板製の台が飛ばされ、観光客らを直撃した。収録中のペ・ヨンジュンさんとチェ・ジウさんにけがはなかった。

 正東津を訪れたのは、約1万人の応募者から抽選で選ばれた1700人。大半は女性で、けが人は頭や手足などに軽い擦り傷を負った。

 アニメ『冬のソナタ』は昨年10月から今年4月までの予定で日本国内で放送されており、ペ・ヨンジュンさんとチェ・ジウさんが主人公チュンサンとユジンの声を担当している。

 正東津がある東海岸地域には同日午後2時に強風警報が発令され、午後3時半に東海市で瞬間最大風速26.4メートルを記録していた。

写真提供=江陵市

江陵=洪瑞杓(ホン・ソピョ)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

このページのトップに戻る