サッカー:アーセナルが森本獲得に興味

 英プレミアリーグ・アーセナルが、イタリア・セリエA・カターニャのFW森本貴幸(日本)=21=の獲得に興味を示している。

 サッカー専門情報サイト「フットボールプレス」は、アーセナルがカターニャのFW森本貴幸と、ラツィオ(イタリア)のGKフェルナンド・ムスレラの獲得に興味を示していると報じた。同サイトによると、アーセナルは、英マンチェスター・ユナイテッド(マンU)が狙っている森本と、現在ラツィオ側と再契約交渉中のムスレラを、同時に獲得したい考えだという。

 森本はセリエAで活躍する日本代表のFW。2006年に単身イタリアに渡り、レギュラーFWとまではいかないものの、毎年出場の機会を増やし、今後の活躍が期待される選手だ。今年もリーグ戦のセリエAとカップ戦のコパ・イタリアを合わせ、約30試合に出場、6ゴールを挙げている。

 森本については、昨年9月にマンUが獲得に興味を示し、話題を集めた。当時、カターニャのピエトロ・ロ・モナコGM(ゼネラルマネージャー)はメディアに対し、「イングランド、フランスのクラブチームからオファーがあった。マンUのファーガソン監督も森本に興味を示している」と、森本に対する関心の高さを語った。

 だが、森本は「ビッグクラブからのオファーはうれしいが、今はカターニャで長くプレーしたい」と移籍説を一蹴(いっしゅう)した。一方のムスレラも、所属チーム・ラツィオとの再契約が有力視されており、アーセナルの選手獲得は構想通り進まないものとみられる。

キム・ジンス記者

スポーツ朝鮮/朝鮮日報日本語版

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