離婚した前の夫の名前をかたって、自営業者から6万円相当のチェーンソーをだまし取ったとして、かつらぎ町の女が、きょう(27日)詐欺の疑いでかつらぎ警察署に逮捕されました。
捕まったのは、かつらぎ町妙寺の無職・小西英実(こにし・ひでみ)容疑者(41歳)です。調べによりますと、小西容疑者は、今月22日、離婚して現在無関係の前の夫をかたって、紀の川市の金物業の男性に注文した時価6万円相当のチェーンソーをだまし取った疑いです。小西容疑者は、木工業を営んでいる前の夫と4年前に離婚していて、被害者の金物業の男性とは面識がありましたが、この男性が小西容疑者にチェーンソーを引き渡した後、前の夫へ確認の電話をしたことで犯行が発覚しました。小西容疑者はチェーンソーを、だまし取った直後にリサイクルショップへ転売しており、調べに対して「パチンコなど遊ぶ金が欲しかった」と話すなど、容疑を認めています。かつらぎ警察署では、この他に20件以上の余罪があると見て、引き続き小西容疑者を厳しく取り調べることにしています。