19世紀、西洋は鬱陵島と独島を見分けていた

【新刊】ミハイル・アレクサンドロビッチ・ポジオ著、イ・ジェフン訳『ロシアの外交官が見た近代韓国』(東北アジア歴史財団) 

 1880年代初め、中国と日本における外交業務を担当していたロシアの外交官ポジオは、1885年に『韓国概観』を著述した。本書はその翻訳版。19世紀末の韓国関連情報を集大成した百科事典的な一冊。鬱陵島の名称と位置を正確に記述しており、当時西洋では鬱陵島と独島(日本名:竹島)を混同していなかったことを示している。544ページ、2万ウォン(約1540円)。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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