独メーカーが平沢に440万ドル投資へ

 光学・レーザー分野の世界的企業、ドイツのイエナオプティック社が京畿道に440万ドル(約3億9800万円)を投資する。

 京畿道は5日、ドイツのイエナオプティックグループ、イエナオプティック・コリア社と半導体・液晶ディスプレー(LCD)などのレーザー加工分野に440万ドル相当を投資する内容の了解覚書(MOU)を締結した。

 これにより、イエナオプティック社は平沢市玄谷産業団地にレーザー加工技術アプリケーションセンターを設立する予定だ。イエナオプティック社のレーザーアプリケーションセンターがアジアに設立されるのは、今回が初めて。今後、この分野でアジアのハブを担うことになりそうだ。

 京畿道は、イエナオプティックグループがレーザーだけでなく、光学・国防・交通など多様な分野の最先端技術を保有しているため、韓国市場への進出が成功すれば、関連系列会社の投資も拡大するものと期待している。

 金文洙(キム・ムンス)京畿道知事は、同日行われた了解覚書締結式で、「イエナオプティックグループが京畿道の産業発展と雇用促進に寄与することに感謝する。京畿道で事業をする間は、できる限りの支援を行うことを約束する」と述べた。イエナオプティックグループのマイクル・マーティン会長は、「単純にアジアで事業を行うためではなく、世界的に事業を強化するため、韓国にやって来た。韓国の大手自動車・電子メーカーに主要な光学技術を提供し、協力関係を深めたい」と語った。

金真明(キム・ジンミョン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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