JLPGA:アン・ソンジュが優勝=ダイキン女子

 申智愛(シン・ジエ)がアン・ソンジュ(22)の頭に水をかけた。日本ツアー開幕戦で優勝したアン・ソンジュは幸せそうな表情だった。申智愛は2位タイだった。昨年9人の韓国人ゴルファーがファイナルクオリファイに通過し、日本女子ゴルフツアー(JLPGA)フルシード資格の韓国勢は20人となった。

 ダイキンオーキッドレディース(沖縄・琉球GC=6439ヤード、パー72)の最終ラウンドが行われた7日、アン・ソンジュは5バーディーの67で回り、通算10アンダー206で優勝し、賞金1440万円を獲得した。韓国人ゴルファーの日本ツアー開幕戦優勝は、2008年のソン・ボベ以来。申智愛と朴仁妃(パク・インビ)、有村智恵は5アンダー211で2位タイだった。

 昨年李知姫(イ・ジヒ)、全美貞(チョン・ミジョン)ら韓国人ゴルファー10人は日本で10勝を挙げた。米女子ゴルフツアー(LPGA)が不況の影響で縮小したため、今年はキム・ヨンや朴仁妃、李宣和(イ・ソンファ)らがJLPGAに参戦し、韓国で7勝を挙げたアン・ソンジュらトップクラスの選手が加わった。

 アン・ソンジュは3カ月間で10キロ減量したことから、スイングが柔らかくなり、これまで逆転されるケースが多かった17、18番ホールで連続バーディーを奪った。アン・ソンジュは「昨年12月から筋力トレーニングと減量をしたため、疲れなかった。こんなに早く優勝できるとは思わなかった」と話した。米LPGAで2連勝を挙げた宮里藍は3アンダーで7位タイだった。

閔鶴洙(ミン・ハクス)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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