中高生の20%、携帯電話でわいせつメール・動画発信

 携帯電話でわいせつなメールや動画を作成し、友人に送った経験がある中高生が5人に1人に上ることが、韓国刑事政策研究院の調べで7日までに分かった。

 同院が実施した「青少年の携帯電話によるわいせつ物流通実態と原因に関する研究」によると、調査対象の中高生1612人のうち、323人がわいせつなメールや動画を発信した経験があると答えた。韓国ではこうした行為をセックス(sex)とテキスティング(texting)の合成語で「セックスティング(sexting)」と呼んでいる。

 研究によると、自分や友人の体の特定部位を露出した写真や下着姿の写真を撮影したことがあると答えた中高生が21.9%(複数回答)いた。また、わいせつなメールを送ったことがある中高生は5.2%、自分や友人のマスターベーションや性行為の場面を動画で撮影した中高生も2.8%いた。

 刑事政策研究院のキム・ウンギョン博士は「電波遮断設備で学校での携帯電話使用を防いだり、青少年の携帯電話のメールで特定のわいせつな単語の使用を事前にフィルタリングすることが急がれる」と指摘した。

チェ・ソンジン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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