別荘荒らしで２人逮捕

　別荘荒らしをしたとして、千葉県警茂原署は２２日、窃盗の疑いで同県白子町古所の自称アルバイト、緑川和成容疑者（４４）と、同町浜宿の無職、渡辺義昭容疑者（４４）を逮捕した。同署の調べに対し、２人は容疑を認め、渡辺容疑者は「仕事もなく、食事代やパチンコ代が欲しかった」などと供述している。

　同署の調べでは、緑川容疑者らは平成２１年９月２７日から同年１０月６日ごろまでの間、長生村一松甲にある、埼玉県新座市の会社役員の女性（４２）の別荘に侵入、ビデオカメラなど５点（被害総額３７万円相当）を盗んだ疑いが持たれている。

　同署によると、渡辺容疑者は他にも数件の別荘荒らしの関与を認めているといい、詳しく捜査している。周辺では別荘荒らしが昨年１５件、今年に入って１０件の被害が出ているという。