これはブログでなくHPです。本欄には桜井淳の水戸事務所・カリフォルニア事務所・ニューヨーク事務所の(1)業務内容(2)日米大学での作業内容(3)米国活動内容(4)学術セミナー開催案内等を掲載しています。各項を順序よく読むと(a)事務所業務内容(b)桜井経歴・哲学・著書(c)学術セミナー内容(d)米国での活動内容等情報の価値が分かります。著作権・情報のオリジナリティを確保するために本ブログのコピー・引用・電子媒体へのリンクはすべて禁止します。事務所への連絡はアメーバ会員に手続きすれば右欄の「メッセージを送る」によって誰でも自由にできます。このHPのUSA版も公開しています。


桜井淳カリフォルニア事務所-「桜井淳著作集」販売用パンフレット

「桜井淳著作集」宣伝用パンフレット(2004)

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Mon, March 01, 2010 stanford2008の投稿

【事務所報告】桜井淳の最近のマスコミ対応

テーマ:ブログ

桜井淳は、最近、通常の原稿執筆の他、いつものように、つぎのようなマスコミ対応をしました。


桜井淳カリフォルニア事務所-新幹線安全神話が壊れる日 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-崩壊する巨大システム
「新幹線「安全神話」が崩れる日」(講談社)______「崩壊する巨大システム」(時事通信社)


(1)1/29(金)にテレビ朝日「スーパーJチャンネル」からJR函館線における特急「スーパーカムイ24号」とダンプの衝突事故について電話インタビューを受け、当日、18:20に関連映像に合わせて音声のみ放送されました。桜井は、インタビューを受けた時、茨城県笠間市稲田の浄土真宗西念寺(JR水戸線稲田駅から1.5km)の調査のため、稲田駅を下車して、すぐ近くの国道50号線を徒歩で移動中でしたが、歩きながらインタビューに応じました。


(2)2/2(火)に朝日新聞社論説委員から2/29(金)に発生した東海道新幹線「こだま659号」の架線事故による約3.5時間の停止不祥事ついて電話インタビューを受けました。安全管理のためのATCやCTCから、ドクターイエローによるレール・架線の診断、車両所や車両基地での点検修理、人材・品質管理について説明しました。


(3)2/22の12:00、JR新橋駅近くの喫茶店で毎日新聞社「週刊エコノミスト」編集部員2名と「もんじゅ」の運転再開について打ち合わせ。「週刊エコノミスト」(2010.3.16号)3.8発売に掲載(3/8補足)。


(4)2/22(月)の14:40に日本テレビ「ズームインSUPER」から鉄道マニアによる特急走行妨害事件に対する取材の申し込みがありましたが、青森県に向かうため、すでに、東北新幹線東京発14:56の「はやて23号」の車内におり、電話によるインタビューなら対応できましたが、その日のインタビュー撮影を要求されたため、対応できませんでした。


(5)3/4 0:10、毎日新聞社大阪本社社会部の記者から、3月3日に博多発東京行きの「(700系)のぞみ56号」が西明石-神戸間で生じた車軸異状にともなう停止トラブルについてのインタビューを受けました。JR東海大阪第一車両所での3/4午前の調査では、ギアボックスのケース外壁が大きく破損していることが分かりました。オイルが漏れ、ギアの発生熱でオイルが過熱したため、異臭・発煙につながったと推定されます。コメントは「毎日新聞」3/4付全国版に掲載(3/4補足)。


(6)3/8 17:10、産経新聞社社会部の記者から、3月3日に博多発東京行きの「(700系)のぞみ56号」が西明石-神戸間で生じた車軸異状にともなう停止トラブルについて、起因事象がモーターの動力を伝えるギアのベアリングに問題があったことに対するインタビューを受けました(3/8補足)。


(7)3/8 10:30、読売新聞社社会部の記者から、3月3日に博多発東京行きの「(700系)のぞみ56号」が西明石-神戸間で生じた車軸異状にともなう停止トラブルについて、起因事象がモーターの動力を伝えるギアのベアリングに問題があったことに対するインタビューを受けました(3/8補足)。コメントは「読売新聞」3/9付全国版に掲載(3/11補足)。


(8)3/9 17:00、中日新聞社福井支局の記者から日本原電敦賀1号機の高経年化と寿命延長についてインタビューを受けました。敦賀1号機だけでなく、関連する関西電力美浜1号機や東京電力福島第一1号機についても同様の説明をしました(3/9補足)。


(9)3/11 10:50、日本経済新聞社大阪本社社会部の記者から、3月3日に博多発東京行きの「(700系)のぞみ56号」が西明石-神戸間で生じた車軸異状にともなう停止トラブルについて、起因事象がモーターの動力を伝えるギアのベアリングに問題があったことに対するインタビューを受けました(3/11補足)。

Mon, March 01, 2010 stanford2008の投稿

【事務所報告】桜井淳の三度目の六ヶ所村核燃料サイクル施設調査訪問

テーマ:ブログ

桜井淳は、2月22-23日、三度目(1回目1995年、2回目2006年)の日本原燃核燃料サイクル施設調査訪問(青森県下北半島六ヶ所村)を実施しました。今回は、(1)新型遠心分離機開発の進捗状況と将来計画、(2)核燃料再処理工場のガラス溶融炉の不具合の原因と工学的安全対策、(3)日本原燃の大規模な住宅施設について、調査しました。


核燃料サイクル施設周辺には、ゆっくり回転する大きな75基の風車(最近の大きなものは電気出力1.5MW)があり、総設備容量(電気出力)は、日本の小型原子力発電所の半分にも達しています。しかし、設備利用率を考慮すると五分の一くらいになります。


桜井淳カリフォルニア事務所-三沢基地隣接施設の退役展示戦闘機
三沢基地隣接施設の退役展示戦闘機(2010.2.23)

Mon, March 01, 2010 stanford2008の投稿

【事務所報告】「第5回(観梅期)弘道館・偕楽園公園の歴史・自然探訪セミナー」開催案内

テーマ:ブログ

セミナー実施内容については昨年10月のバックナンバーを参照してください。開催日は、 2/27(雨天中止), 3/6(雨天中止), 3/13, 3/20です。今回の集合場所は分かりやすい千波公園です(連絡先 ; 水戸事務所)。


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-千波公園の五分咲きの白梅 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-千波公園の五分咲きの紅梅
千波公園の五分咲きの白梅(2010.2.9)_________千波公園の五分咲きの紅梅(2010.2.9)

Fri, January 22, 2010 stanford2008の投稿

【事務所報告】定期的に開催している各種学術セミナーの内容(3)【桜井学校講義内容】

テーマ:ブログ

(21)「高速増殖炉安全性セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 炉物理理論・炉物理実験・原子炉安全解析を体系化。

  
桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-プルサーマルの科学


10:00-11:00 熱中性子炉と高速炉の特徴と安全性
11:00-12:00 世界の高速増殖炉開発の現状


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 高速増殖炉実験炉「常陽」・原型炉「もんじゅ」・実証炉概念設計の現状

14:00-15:00 高速増殖炉使用済み燃料の再処理技術開発の現状

15:00-16:00 日本の核燃料サイクルの現状と将来計画

16:00-16:30 自由討論


(3)担当者 桜井 淳(元原子力安全解析所副主任解析員)
(4)配布資料 ①桜井「プルサーマルの科学」(朝日選書、2001)、②桜井「【現地調査報告】六ヶ所村核燃料再処理工場-さらなる安全・効率が課題に」(「世界週報」2006.9.5号)、桜井「本格化するプルサーマル」(茨城新聞「時論」、2010.2.4)

(5)応募資格 高速増殖炉の安全性とプルトニウム利用に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(22)「六ヶ所村核燃料再処理工場安全性セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 1995年8月(建設初期の耐震設計調査)、2006年4月(使用済み燃料による試験再処理の開始時)、2010年2月(ガラス固化体製造施設)の日本原燃六ヶ所村再処理工場の現地調査を基に体系化したものです。



初級コース(1日目)   

10:00-11:00 核燃料サイクル施設各論と経済性評価(英仏日比較論)

11:00-12:00 再処理工場工程各論(Ⅰ)使用済み燃料貯蔵施設の臨界防止技術の特徴(部分的バーンナップクレジットの導入)


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 再処理工場工程各論(Ⅱ)溶解工程・分離工程の臨界防止技術の特徴(部分的バーンナップクレジットの導入)

14:00-15:00 再処理工場工程各論(Ⅲ)MOX燃料貯蔵施設の臨界防止技術の特徴
15:00-16:00 再処理工場工程各論(Ⅳ)日本特有のウラン・プルトニウム混合抽出法と核不拡散政策

16:00-16:30 自由討論


上級コース(2日目) 

10:00-11:00 排気筒からのクリプトン85等の大気拡散

11:00-12:00 排水管からのトリチウム等の海洋拡散

13:00-14:00 農作物・海産物への濃縮影響評価

14:00-15:00 人体への被ばく評価

15:00-16:00 放射線線量率のモニタリングと環境安全性評価

16:00-16:30 自由討論 


(3)担当者 桜井 淳(元原子力安全解析所副主任解析員)
(4)配布資料 ①桜井「プルサーマルの科学」(朝日選書、2001)、②桜井「【現地調査報告】六ヶ所村核燃料再処理工場-さらなる安全・効率が課題に」(「世界週報」2006.9.5号)、③桜井「本格化するプルサーマル」(茨城新聞「時論」、2010.2.4)

(5)応募資格 再処理工場の安全性とプルトニウム利用に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(23)「原子力発電所の大事故の影響評価法セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 講義内容は、桜井淳所長が2009年11月14日に日本科学技術社会論学会第8会研究大会で口頭発表した「ベック「危険社会」を踏まえてのリスク管理社会の情報発信法と信頼性」(予稿集pp.40-43(2009))を基に詳細化したものです。

  
桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-原発システム安全論


初級コース(1日目) 

10:00-11:00 日米の原子力賠償法
11:00-12:00 日米で実施された原子力発電所の大事故の影響評価法と結果(歴史的経緯)


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 米国で開発された確率論的安全評価法(PSA)
14:00-15:00 PSAレベル1(炉心損傷確率評価)、PSAレベル2(ソースターム評価)、PSAレベル3(影響評価)、PSAレベル4(地震等外的要因評価)
15:00-16:00 日米の影響評価結果の比較と日本の課題
16:00-16:30 自由討論


上級コース(2日目) 

10:00-11:00 米原子力委員会「原子炉安全性研究」(WASH-1400(1975))の方法と結果

11:00-12:00 米原子力規制委員会「苛酷事故リスク」(NUREG-1150(1991))の方法と結果

13:00-14:00 京大原子炉実験所の故・瀬尾健氏と小出裕章氏による方法と結果

14:00-15:00 小出氏計算結果の妥当性(WASH-1400の死者数より三桁多い要因分析 ; ①人口密度差で約一桁、②被ばくリスク係数差で約一桁、③米国物理学会報告Rev.Mod.Phys.,Suppl.1,No.1(1975)で提起された成果の考慮で約一桁)

15:00-16:00 ベック「危険社会」を踏まえてのリスク管理社会の情報発信法と信頼性(日本科学技術社会論学会第8会研究大会予稿集pp.40-43(早大、2009))

16:00-16:30 自由討論 


(3)担当者 桜井 淳(元原子力安全解析所副主任解析員)
(4)配布資料 ①桜井「ベック「危険社会」を踏まえてのリスク管理社会の情報発信法と信頼性」(日本科学技術社会論学会第8会研究大会予稿集pp.40-43(早大、2009))、②日本科学技術社会論学会論文誌「科学技術社会論研究」へ投稿する原著論文(作成中)、③桜井「原発システム安全論」(日刊工業新聞社、1994)(内容はNUREG-1150の分析と日本の実機へのPSAレベル1適用例)
(5)応募資格 原子力発電所の大事故の影響評価法と結果に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(24)「高レベル放射性廃棄物地下貯蔵所の安全問題と社会的受容条件セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 高レベル放射性廃棄物地下貯蔵所の安全性や日本独自の技術開発「オメガ計画-核変換技術開発-」を生かす原子力政策について提案する。

 

初級コース(1日目) 

10:00-11:00 核燃料サイクル各論
11:00-12:00 核燃料再処理工場と高レベル廃棄物ガラス固化体


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 高レベル放射性廃棄物地下貯蔵所の安全問題
14:00-15:00 米国・スウェーデン・フィンランド等の高レベル放射性廃棄物地下貯蔵所建設地と地質
15:00-16:00 科学技術社会論の視点から経済産業省と原子力発電環境整備機構による高レベル放射性廃棄物地下貯蔵所建設地公募及び社会的受容条件の考察
16:00-16:30 自由討論


上級コース(2日目) 

10:00-11:00 米国による使用済み燃料高レベル廃棄物方式及び欧州先進国・日本による高レベル廃棄物ガラス固化体方式の比較

11:00-12:00 日本のオメガ計画「核変換技術」

13:00-14:00 再処理廃液核種の群分離技術及び大強度陽子加速器による核変換技術

14:00-15:00 大強度陽子加速器による核変換技術開発の現状と商業技術化の可能性

15:00-16:00 未来型核燃料サイクル技術の社会的受容条件

16:00-16:30 自由討論 


(3)担当者 桜井 淳(元原子力安全解析所副主任解析員)
(4)配布資料 ①桜井「プルサーマルの科学」(朝日選書、2001)、②桜井「【現地調査報告】六ヶ所村核燃料再処理工場-さらなる安全・効率が課題に」(「世界週報」2006.9.5号)、③桜井「クロストークエネルギー第11回人類は原子力エネルギーをコントロールできるか」(電気新聞web放送、2009.10.30と11.6)、④桜井「高レベル放射性廃棄物地下貯蔵所の地層処分」(「フジサンケイビジネスアイ」の「論風」欄、2009.8.7付)、⑤桜井「高レベル放射性廃棄物地下貯蔵所建設地公募及び社会的受容条件」(書き下ろし論文)

(5)応募資格 高レベル放射性廃棄物地下貯蔵所の安全問題に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(25)「原子力ナショナル・プロジェクト評価法セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 この内容は、桜井淳所長の基礎工学理論と四半世紀にわたる原研と動燃の組織メカニズムの観測・分析、動燃技術開発報告書「動燃技報」の記載内容の分析、原子力機構・電源開発・東京電力・日本原燃・電事連への聞き取り調査を基に、独自の考察を行いました。

  

初級コース(1日目) 

10:00-11:00 国産動力炉開発を担う動燃創立の政治学
11:00-12:00 原子力ナショナル・プロジェクト「ウラン濃縮」「再処理」「新型転換炉」「高速増殖炉」の概要

(再処理は、フランスからの技術導入にともなう運転管理が主であるため、以下の議論では省略します。)


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 遠心分離器原型技術の技術評価(国によるプロジェクト成功基準)

(サイクル機構(旧動燃)技術開発報告書JNC-TN1400-2001-004の分析)
14:00-15:00 新型転換炉原型炉「ふげん」の技術評価(国によるプロジェクト成功基準)

(サイクル機構(旧動燃)技術開発報告書JNC-TN1400-2003-004の分析)
15:00-16:00 高速増殖炉原型炉「もんじゅ」の技術評価(国によるプロジェクト成功基準)

(サイクル機構(旧動燃)技術開発報告書JNC-TN1400-2003-003の分析)
16:00-16:30 自由討論


上級コース(2日目) 

10:00-11:00 技術開発論(桜井所長の経験と斉藤優「技術開発論」(文眞堂、1989)を基に体系化・論理化)

11:00-12:00 考察1-新型転換炉実証炉の建設中止問題(経済性)-

13:00-14:00 考察2-高速増殖炉実証炉の課題(経済性)-
14:00-15:00 考察3-原子力委員会の課題(経済性を有する商業技術となる実用技術の開発のための政策策定)-
15:00-16:00 考察4-電気事業連合会の課題(国産技術の育成)-
16:00-16:30 自由討論 


(3)担当者 桜井 淳(日本科学技術社会論学会会員)
(4)配布資料 ①桜井「ナショナル・プロジェクト論Ⅰ」(日本科学技術社会論学会論文誌「科学技術社会論研究」(原著論文投稿中、2009.8))、②桜井「ナショナル・プロジェクト論Ⅱ」(日本科学技術社会論学会論文誌「科学技術社会論研究」(原著論文投稿中、2009.9))、③桜井「日本における原子力ナショナル・プロジェクトの合否判定基準と新評価モデルの提案」(米科学社会学会・日本科学技術社会論学会2010年合同学会での英語口頭発表予稿原稿及び英文原著論文、作成中)、④「技術論研究30年の哲学と体系(Ⅰ)-星野技術論の継承から独自技術論の構築へ-」(日本科学技術社会論学会第6回研究大会予稿集p.59-62(2007))

(5)応募資格 原子力ナショナル・プロジェクトに興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(26)「核不拡散にかかわる政策的・技術的問題セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 内容は、桜井淳所長の基礎工学理論と四半世紀にわたる関連施設(主に六ヶ所村の核燃料サイクル施設のうちウラン濃縮工場と再処理工場、その他、サイクル機構の再処理工場とプルトニウム加工工場)の見学と聞き取り調査、これまでいくつかの大学・研究会・一般講演で講演した断片的な話題を体系化・論理化したものです。

  

初級コース(1日目) 核不拡散一般論

10:00-11:00 米核不拡散政策
11:00-12:00 核燃料サイクル施設の概要


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 ウラン濃縮工場と再処理工場の詳細
14:00-15:00 国際原子力機関(IAEA)の査察法と頻度

15:00-16:00 ウラン濃縮工場による施設部分的改造による兵器級濃縮ウラン生成及び再処理工場の部分的改造による単体プルトニウム抽出の技術的可能性と防止法

16:00-16:30 自由討論


上級コース(2日目) 炉物理詳細論

10:00-11:00 核設計に必要な核データ

11:00-12:00 マンハッタン計画時代の核兵器設計技術(Po-Be方式中性子源によるプルトニウム球体爆縮技術)

13:00-14:00 マンハッタン計画後の核兵器設計技術(ブースター方式中性子源によるプルトニウム球体爆縮技術)

14:00-15:00 すべての型式の原子炉により"燃料燃焼の最適化"によって兵器級プルトニウム生成は可能
15:00-16:00 3年間燃料燃焼の通常運転方式で生成された軽水炉プルトニウムによる核兵器製造上の致命的問題-"軽水炉プルトニウム"による実戦配備核兵器はなぜ存在しないのか-

16:00-16:30 自由討論 


(3)担当者 桜井 淳(日本科学技術社会論学会会員)
(4)配布資料 書き下ろし論文 ①桜井「日本の核物質防護体制の現状分析」、②桜井「核設計メモ」

(5)応募資格 核不拡散に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(27)「医療モンテカルロセミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 ガン治療に光子・中性子・陽子・炭素イオン等の各種放射線が利用されています。今後、各県に高エネルギー陽子加速器が設置される予定ですが、その施設では、陽子ビームロスに起因する加速器構造材との各種核反応で生じる中性子・光子の遮蔽設計が重要になります。さらに、患者に対する最適照射条件の設定や照射線量評価には、モンテカルロシミュレーションが効果的です。このセミナーでは、光子・中性子・陽子・炭素イオン等の各分野における特徴とモンテカルロシミュレーションでの対応法について考察します。

  

10:00-10:30 医療モンテカルロの定義と特徴

10:30-11:00 汎用モンテカルロシミュレーション計算システムの提案
11:00-12:00 高エネルギー陽子加速器施設の中性子・光子遮蔽設計


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 光子輸送計算による患者の最適照射条件の設定と線量評価法の検討

14:00-15:00 中性子輸送計算による患者の最適照射条件の設定と線量評価法の検討

15:00-16:00 陽子・重イオン等の荷電粒子輸送計算による患者の最適照射条件の設定と線量評価法の検討

16:00-16:30 自由討論


(3)担当者 桜井 淳(日本原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会主査)
(4)配布資料 ①桜井・他「モンテカルロ法による医療施設設計及び照射野線量評価の現状と課題」、日本原子力学会会誌、Vol.49,No.11-12,pp.26-30(2007)

(5)応募資格 医療モンテカルロに興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(28)「日本の科学技術政策セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 桜井所長の原研と東大での経験と「科学技術白書」に基づく日本と欧米先進国の科学技術政策の構造分析の体系化。
 


10:00-10:30 国際比較対象国

10:30-11:00 日本の科学技術政策の歴史的考察

11:00-12:00 「科学立国」が目指す科学技術政策の考え方


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 研究費の組織別(大学・公的機関・企業)・分野別(理学・工学・医学・薬学・保健・農学等)の国際比較

14:00-15:00 研究者数の分野別(大学・公的機関・企業)・分野別(理学・工学・医学・薬学・保健・農学等)の国際比較

15:00-16:00 日本の科学技術政策の特徴と国際的位置づけ

16:00-16:30 自由討論


(3)担当者 桜井 淳(日本科学技術社会論学会会員)
(4)配布資料 ①桜井「日本の科学技術政策の歴史的考察」

(5)応募資格 科学技術政策に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(29)「神学哲学セミナー」(10年間の準備後の2020年頃から開始、準備中)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 2009年4月から東大大学院人文・社会系研究科で研究している研究対象としての神学哲学と過去30年間の欧米等での見聞を基に体系化した神学文化論。


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-東大本郷東西銀杏並木2009.11 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-東大南北方向銀杏並木
東大本郷東西方向の銀杏並木2009.11(奥が____東大本郷東西方向の銀杏並木2009.11

安田講堂、左側がゼミ室のある法文1号館、

右側が文献調査に利用している宗教学・宗教

史研究室図書室のある法文二号館)


初級コース(1日目) 基礎論

10:00-11:00 【世界二大民族宗教】ユダヤ教
11:00-12:00 【世界二大民族宗教】ヒンドゥー教


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 【世界三大世界宗教】仏教
14:00-15:00 【世界三大世界宗教】キリスト教

15:00-16:00 【世界三大世界宗教】イスラーム教

16:00-16:30 自由討論


上級コースⅠ(2日目) 宗教文化論

10:00-11:00 【現地調査】イスラエルの神学遺跡

(2009年4月以前の調査1979.10-2009.3)

11:00-12:00 【現地調査】欧米の歴史的寺院(建築技術)

(2009年4月以前の調査1979.10-2009.3)

13:00-14:00 【現地調査】奈良の歴史的寺院(仏教建築と仏像美術)

(2009年4月以降の第1回調査2009.7.31)
14:00-15:00 【現地調査】京都の歴史的寺院(仏教建築と仏像美術)

(2009年4月以降の第1回調査2009.9.18-19)

15:00-16:00 【現地調査】鎌倉・北鎌倉の歴史的寺院(仏教建築と仏像美術)

(2009年4月以降の第1回調査2009.11.14)

16:00-16:30 自由討論


上級コースⅡ(3日目) 宗教文化論

10:00-11:00 【現地調査】都内の歴史的寺院

(2009年4月以降の第1回調査2009.4.10、第2回調査2009.10.9)

11:00-12:00 【現地調査】茨城県の歴史的寺院

(2009年4月以降の第1回調査2010.1.26、第2回調査2010.1.29)

13:00-14:00 仏教建築への視点
14:00-15:00 仏教美術への視点

15:00-16:30 自由討論


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-法隆寺五重塔 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-法隆寺夢殿

法隆寺五重塔_______________________________________法隆寺夢殿

桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-東大寺中門 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-東寺金堂
東大寺中門_________________________________________ 東寺金堂

桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-西本願寺 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-東本願寺金堂
西本願寺____________________________________________ 東本願寺金堂

桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-東福寺 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-三十三間堂正面左半分
東福寺_______________________________________________ 三十三間堂正面左半分

桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-清水寺本堂 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-円覚寺山門
清水寺本堂__________________________________________ 円覚寺

桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-名月院本堂 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-建長寺
明月院(あじさい寺)本堂____________________________建長寺正門


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-東慶寺吊鐘 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-東慶寺の野外の仏像

東慶寺(駆け込み寺)鐘楼__________________________東慶寺屋外仏像


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-親鸞御三体像 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-西念寺入口杉並木
信願寺親鸞御三体像_____________________________西念寺入口杉並木


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-西念寺門楼 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-西念寺本堂
西念寺門楼____________________________________________西念寺本堂

桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-西念寺親鸞聖人御廟 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-西念寺御地蔵様
西念寺親鸞聖人御廟_______________________________西念寺御地蔵様(地蔵菩薩)


(2009年4月以前の1979.10-2009.3に撮影したイスラエルの神学遺跡と欧米の歴史的寺院の写真は、昔のカメラで撮影しており、簡単に添付できないため、いかにしたらきれいに掲載できるか編集法を検討中です。)


(直接、研究テーマにかかわる視点での詳細な写真は、オリジナリティの観点から、掲載できません。)


(3)担当者 桜井 淳(日本ユダヤ学会会員)
(4)配布資料 書き下ろし論文作成中 

(5)応募資格 神学哲学に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(30)「哲学セミナー」(10年間の準備後の2020年から開始、準備中)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 20歳を起点として、これまでの約40年間の問題意識と東大の大学院総合文化研究科と大学院人文・社会系研究科での研究成果を基に、独自の哲学の体系化を試みました(10年計画で学会論文誌に数編の原著論文を執筆後に開講する予定です)。


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-東大駒場1 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-正門
東大駒場正門________________________________________東大本郷正門


初級コースⅠ(1日目) 古代ギリシャ哲学

10:00-11:00 モーセ五書(「創世記」「出エジプト記」「レビ記」「民数記」「申命記」の神学哲学)
11:00-12:00 ソクラテス


昼休みには偕楽園公園散歩


13:00-14:00 プラトン
14:00-15:00 アリストテレス

15:00-16:00 自由討論


初級コースⅡ(2日目) 近代哲学から現代哲学へ

10:00-11:00 デカルト

11:00-12:00 スピノザ(ユダヤ人、神学哲学)

12:00-13:00 カント(神学哲学)

13:00-14:00 ヘーゲル(論理学)
14:00-15:00 マルクス(ユダヤ人、社会経済哲学)
15:00-16:00 ダーウィン(自然哲学)
16:00-16:30 自由討論


初級コースⅢ(3日目) 仏教哲学

10:00-11:00 【仏教開祖】釈迦(信者は釈尊と呼ぶ)(BC468年誕生-388年から383年までの間に入滅、学術的に明確になっていない)

11:00-12:00 【天台宗、現在信徒数約150万人】最澄(767-822)

12:00-13:00 【真言宗、約1100万人】空海(774-835)

13:00-14:00 【浄土宗、約647万人】法然(1133-1212)
14:00-15:00 【浄土真宗、約1300万人】親鸞(1173-1262)
15:00-16:00 【曹洞宗、約150万人】道元(1200-1253)

16:00-17:00 【日蓮宗、約1000万人】日蓮(1222-1282)
17:00-17:30 自由討論


上級コース(4日目) 研究視点

10:00-12:00 東大の「技術の哲学」(技術論)の分析

13:00-16:30 自由討論(古代哲学から現代哲学まで)


(3)担当者 桜井 淳(日本ユダヤ学会会員)
(4)配布資料 書き下ろし論文作成中  

(5)応募資格 哲学に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



セミナー開催実績と研究機関・学会等から出版した学術成果物(桜井学校の内容」等の本欄バックナンバー参照)

Fri, January 15, 2010 stanford2008の投稿

【事務所報告】桜井淳から第142回直木賞受賞作家の白石一文さんへのお祝いのメッセージ

テーマ:ブログ

白石一文さん ! 、昨年の第22回山本周五郎賞に続き、第142回直木賞受賞、おめでとうございます。編集者として月刊誌「諸君!」と「文藝春秋」でお世話になっただけでなく、個人的にもお付合いがあり、十数年前に、月刊誌「現代」の特集記事の時に、将来有望な作家として、白石さんのお名前を挙げて、その根拠を記しましたが、ついに実現しました。お父様の故・白石一郎氏も直木賞作家であり、親子受賞は、初めてのようですので、歴史的快挙と言えます。十数年前、いっしょに、千波湖の湖畔を散歩し、将来の夢を語りましたが、お互いに、夢は実現しているように思えます。40歳台前半、人生の苦難に遭遇されたそうですが、見事に克服され、日本の未来を担う代表的な作家になられたことを心より祝福いたします。 新刊本は、必ず購入し、熟読しております。テーマは、人生の根源的な問題を真正面から、それも、真面目すぎるほど真面目に論じており、そのような視点で書き続けている作家は、見当たりません。作家というのは、実に厳しい職業です。自身の人生の経験をそのまま、あるいは、多少の修飾語で彩り、一般化して、人間の本質を追究するのですから、時として、記された事実関係に身を切られる思いでした。ここ8年くらいお会いしておりませんが、近い将来、九州大学で学会が開催されるでしょうから、ぜひ、博多でお目にかかりたいと考えております。


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-千波湖の白鳥群 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-千波湖の早咲きの桃の花

千波湖の白鳥群(奥の山の右側____千波公園の早咲き(1月中旬)の紅梅

の森が常盤神社、真ん中の平坦

部分が偕楽園、左側の森が偕楽

園の好文亭)


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-千波湖の早咲きの梅の花
千波公園の早咲き(1月中旬)の白梅

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