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強風で演壇崩壊…ヨン様と記念撮影中日本人30人ケガ

事故の発生前、ドラマの撮影現場でペ・ヨンジュンの乗った車(中央)に手を振るファン
事故の発生前、ドラマの撮影現場でペ・ヨンジュンの乗った車(中央)に手を振るファン
Photo By 聯合=共同

 韓国東部の江原道江陵市で12日午後、人気の韓国ドラマ「冬のソナタ」アニメ版の実写部分の撮影後、強風でひな壇が崩れるなどし、見学に来ていた日本人30人が頭や腕などを負傷した。ほとんどは軽傷だが、女性1人が顔に重いケガ。直前までペ・ヨンジュン(37)とチェ・ジウ(34)が出演するシーンの撮影が行われており、2人も現場にいたがケガはなかった。

 事故が起きたのは12日午後3時ごろ。実写シーンの撮影を終えたヨン様と、見学に訪れた日本人ファン約1700人が記念撮影中だった。約100人ずつ行い、撮影にひな壇を使用。3分の1ほどの撮影を終えた時点で、立っていられないほどの強風が吹き始め、全員に建物内に入るよう呼び掛ける案内がなされた。

 だが強風であおられたひな壇がひっくり返り、転んだ見学者らを直撃。聯合ニュースによると、日本人の見学者30人がケガをし、近くの病院で治療を受けた。ケガをしたのは40〜70代の女性。すり傷程度の軽傷が多かったが、在韓国日本大使館によると、ハットリ・カオリさん(54)=漢字不明=が顔に重いけがをしてソウルの病院に移送されたが、ほとんどは軽傷。在韓国日本大使館や警察、消防当局者が明らかにした。ほかに韓国人男性3人が軽傷。

 車に退避していたヨン様とジウにケガはなかった。ヨン様はケガをしたファンが治療を受けた病院を見舞ったという。

 ひな壇は合板製で幅2メートル、長さ7〜8メートル。当時風速20メートル以上の強風が吹いていたといい、警察当局が事故の様子を詳しく調べている。

 撮影されていたのは人気ドラマ「冬のソナタ」のアニメ版。最終回限定でヨン様とジウらが出演する実写シーンの撮影が行われた。ヨン様と日本人ファンの記念撮影は当初から予定されていたが、ファンには現地で発表されたサプライズイベントだったという。

 見学していた女性の1人はフジテレビ「スーパーニュース」の電話取材に、事故直前の様子を「暴風が吹いて花が倒れ、ヨンジュンさんが持っていた傘も折れた」と振り返った。記念撮影を終えていない見学者約1200人は事故後にホテルの大広間で待機していたが、「記念撮影が中断されると発表があって、皆落胆していた」と話した。

 この見学ツアーは、韓国ドラマのロケ地ツアーなどを企画している「デジタルアドベンチャー」が企画し約1700人が参加。一行は11日に韓国入りし、13〜14日に帰国する予定だった。デジタル社によると、当初1200人での催行予定だったが、人気のため500人ほど枠を増やして対応。応募者は1万人以上だった。同社は顔にケガをした女性について「1〜2日の入院で済むかもしれない」と話した。

 ▽「冬のソナタ」アニメ版 日本では09年10月から「スカパー!」などで放送。全26話。ドラマにはないオリジナルストーリーも盛り込まれている。声優はドラマと同じく、ペがカン・ジュンサン役を、チェがチョン・ユジン役を務めている。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年03月13日 ]

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