【 お客様へ 】

この度、3月14日に日本テレビが放送をした、「真相報道バンキシャ」の放送の中で、不用意かつ悪意ある内容のためにSDファンの皆様が大変不愉快な思いをされたとのこと、謹んでお詫び申し上げます。

この放送について日本テレビからの放送予告や、弊社店舗への取材申し込み等は、一切無く、全く突然かつ一方的に、しかも何かに無理矢理こじつけたかのような
内容で放送されてしまったのが事実であり、困惑をいたしております。

れっきとした企業が、法に基づいて行う企業活動はもとより、その知的財産物をあたかも犯罪の何かに関係していたかのごとく扱うなどと言うことは、常識ある
報道機関の放送とも思えません。

このような暴挙に対しては一個人としても、またボークスという企業としても到底看過出来る物ではなく、強い憤りを感じるものでございます。 目下、日本テレビへの強い抗議と、このような放送に至った経緯、そしてその意図を正し 、その返答如何によっては法的手段に訴えるべく準備を進めているところです。

また、何より残念なことは、この歪んだ報道機関の行った軽率な行為によって、何の罪もない沢山のドール愛好家やファンの皆様が、言葉に出来ないほど嫌な思いを
受けられたということです。
テレビ番組が面白おかしくさえなれば、善意の人々の趣味やその立場などは踏みにじっても何とも思わないとさえ思えるこの報道姿勢に、一社会人としても、また職業人としても到底許すことが出来ません。

ドールファンは勿論、広くホビーを愛好されている皆様はこの度のことをどうお考えになるのでしょうか。

私達ボークスは、企業が存在する理由として、「ホビーの世界を通じてお客様により素晴らしい生活をお届けする。」ということを社是の第1番に掲げて、全社一丸となってその実現に邁進いたしております。

ただし今回の事件のように、 犯罪者が40〜50センチのお人形(一部報道ではフィギュアと呼称) を持っていたからといって、ドールのみを邪推の対象にして強引に番組を作るなどという行為は、却って正常な判断が出来る人からは、何か他の意図に視聴者を興味付けようとしているのだろうと、容易に想像できるのではないでしょうか。

だからこそ、こんな時こそ、ご自分の趣味に 自信 と愛情を持っていただきたいのです。素晴らしい皆様だからこそ素晴らしい趣味を持たれているのだということをしっかりとその存在で主張していただきたいのです。

もちろん、ボークスは今回のこのような事では音をあげたりしません。 それどころか、これを契機に、益々素晴らしいドールホビーの世界を皆様とご一緒に創造していきたいと考えております。

沢山の激励メールを前に、社長と社員一同は、皆様への感謝の気持ちでいっぱいでございます。 本当に有り難うございました。

株式会社ボークス 代表取締役 社長 重田英行
                   社員一同
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