Ver4.71 2005/03/01
Ver4.71では,解析部分あるいは全データフィルタ処理後の波形データを含む)データ波形を標準形式CSVデータファイルとして出力できるようにしました.
これによって,SPC31/51の波形データやフィルタ処理後の全波形データを標準形式CSVデータファイルに変換し,以後,特別な手続きなしに波形解析を行うことができます.
目次
1.はじめに
2.動作環境
3.データ形式
4.ファイルデータの読み込み
5.波形表示
6.フィルタ処理
7.スペクトル解析
7.1 スペクトル解析の概要
7.2 FFTによるスペクトル解析
7.3 MEMによるスペクトル解析
7.4 ランニングスペクトラム
7.5 二次元スペクトラム
7.6 ピークスペクトル解析
8.相関関数
9.解析精度
10.メニューバー
11.バージョン情報
12.バグ情報
1.はじめに
SPCANAは,東京測振製携帯型振動計SPC-51およびSPC-35で収録された振動計測波形データを表示し,スペクトル解析を行うために開発されたものですが,規定のスタイル(書式)のCSVファイルをデータファイルとしてスペクトル解析を行うこともできるようにして,一般化を図ったものです.
SPCANAは,次のような機能を持っています.
SPCANAは,windowsのすべての版(95,98,Me,2000,NT,Xp)で動作します.
実行ファイルSpcana*.exeは,DLLなどのライブラリを必要とせず,単独で実行できるWindowsアプリケーションです.
配布ファイルSpcana*.lzhを解凍すれば,Spcana*フォルダ内に次のファイルが解凍されます.
(*はバージョン番号を表します)
spcana*.exe | 実行ファイル | |||
readme.txt | 説明ファイル | |||
Data | サンプルデータフォルダ | |||
Help | マニュアルフォルダ |
インターネットに接続されている場合,プログラムで,メニューバーの「Help」-「readme.htm」でこのマニュアルが呼び出されますが,そうでない場合,Helpフォルダ内のindex.htmを呼び出せば同じマニュアルを見ることができます.
アンインストールの際は,フォルダごと削除してください.
ソフトウエアの概要
ソフトウェア名 | スペクトル解析 SPCANA |
---|---|
バージョン | 4.7 |
概要 | 8チャンネルまでの時系列データのスペクトル解析を行います |
ソフトウェアタイプ | フリーソフトウェア |
圧縮/実行ファイル | spcana471.lzh / spcana471.exe |
動作環境 | Windows 95/98/Me/NT/2000/XP |
リリース | 2005/03/01 |
作者 | 鎌田 輝男 (かまだてるお) |
ホームページ | http://www5b.biglobe.ne.jp/~t-kamada/ (ちらし寿司) |
メール(勤務先) | kamada@fucc.fukuyama-u.ac.jp |
メール(自宅) | tr-kamada@mte.biglobe.ne.jp |
[お断り]
解析部分あるいは全データ(フィルタ処理後を含む)を標準形式CSVデータファイルとして保存できるようにしましたので,Ver番号を4.71にアップしました.
ソフトウエアはバグフィックスを含めて,随時更新いたしますが,大きな変更がなければ,バージョン番号を当面変更することはありません.バージョン情報で表示される日付と上記リリースの日付を比較して,ソフトウエアの日付が古い場合は,再度,ダウンロードしてください.