朝鮮学校無償化は第三者機関で 是非判断は4月以降に平野博文官房長官は12日午前の記者会見で、高校無償化の対象に朝鮮学校を含めることの是非に関し、内閣府か文部科学省に第三者機関を設置して対応を検討する考えを示した。これにより判断は4月以降に先送りされることになる。 平野氏は第三者機関について「そういうことも含め、川端達夫文部科学相が進めているのではないか」と述べた。川端氏はこの日の会見で、判断基準を検討する考えを示した。 これに関し中井洽拉致問題担当相は会見で「川端氏から10日に話があった。文科省はしかるべき方法で対応する。文科省だけの判断ではなしに、ということも考えているようだ」と強調した。 鳩山由紀夫首相は11日、「(朝鮮学校の教育課程が)日本の高校に類する課程なのか、何らかの客観的な基準を作る必要がある。ある程度時間がかかるのではないか」と述べていた。 【共同通信】
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