23日、ソウル南部の一部小学校で来月から漢字学習が復活することを受け、韓国で再び「漢字教育」をめぐる激しい論争が巻き起こっている。写真は07年9月、日中韓の書道家による交流イベント。

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漢字教育が復活へ、一部小学校で来月から必須科目に―韓国
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2008年9月23日、新華社通信系の国際先駆導報は、ソウル南部の一部小学校で来月から漢字学習が復活することを受け、韓国で再び「漢字教育」をめぐる激しい論争が巻き起こっていると伝えた。

韓国では独立後、ナショナリズムの台頭により、漢字を捨ててハングルを浸透させようとする機運が高まった。現在では、若い人の大半が漢字の読み書きができないほどハングルが定着している。しかし、漢字を理解しなければ学術用語や中国の故事成語などを理解するのは難しいという現状がある。さらに、漢字を習得すれば、同じ漢字圏である中国や日本などとのコミュニケーションが容易になることから、90年代以降は漢字学習を見直す声が高まっていた。

コラムは、「韓国文化の母体は中華文明。韓国が漢字を捨てることは、文化の母体を捨てるのと同じ。漢字を捨てた韓国は、まるで魂を失ったミイラのようなものだ」と指摘、韓国政府が漢字教育を復活させたことは「必然であり、とても賢い選択だ」と評価した。(翻訳・編集/NN)
2008-09-25 08:12:40 配信

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