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2010年3月12日(金) 19:15 |
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造山古墳で第2次発掘調査が始まる
全国で4番目の規模を誇る前方後円墳、岡山市北区の造山古墳で、岡山大学・考古学研究室による第2次発掘調査が始まりました。
5世紀前半につくられた、天皇陵に次ぐ巨大な前方後円墳、造山古墳です。 岡山大学考古学研究室の新納教授と学生ら20人が行なう発掘調査は、古墳の周囲に水をたたえた堀、周濠が存在していたかどうかを調べるのが目的です。 研究チームは、掘り進めた場所の土の層の重なり具合から、周濠の有無を確認します。 周濠の発見は、古代吉備の王の権力を裏付ける重要な手がかりとなり、専門家の間では、その有無が50年来の論争になっているといいます。 古代吉備のロマンを巡る調査は3月末まで続けられ、古墳が築造された年代を特定する土器の発掘などにも期待が寄せられています。
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