▲マグロ解体ショーに来場者の視線はくぎ付け
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【西区】広島市西区の草津公民館で8日、「草津うまいもん市場」があり、約2300人がカキやかまぼこなど草津地区の食文化を味わった。口にほお張り、両手いっぱいに土産を抱えた人々であふれた。草津まちづくりの会と同公民館でつくる同市場実行委員会主催。
殻付きカキの販売同様、行列ができたのがマグロ解体ショー。日本でただ1人という女性のマグロ解体師、佐伯恵美さんの包丁さばきに1回目のショーは約150人の視線が集中した。約45kgのキハダマグロを切り分ける佐伯さんの手際の良さに感嘆の声が漏れていた。
最初は切り身のみの抽選即売だったが、カマもじゃんけんで勝ちの残った人に振る舞った。同区高須台から訪れた晴見和子さんは「見ていてほれぼれした。晩ご飯が楽しみ」とほくほく顔だった。
子どもたちに人気だったのが、かまぼこ作り体験。赤や青、緑色など着色したすり身の入った搾り袋で、デコレーションケーキのようにサクラやウメなどを描き思い思いのオリジナルかまぼこを作った。完成すると「見て」と、母親らに自慢していた。
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