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番組情報金曜プレステージ 熱血教師SP第一夜『居場所をください ~愛と涙の密着1000日~』

更新日:2010/03/04

金曜プレステージ
熱血教師SP第一夜

『居場所をください
~愛と涙の密着1000日~』

傷ついた親子たちに届け!! 熱血教師の“魂のメッセージ” 熱血教師と子供たちを追った愛と涙の密着ドキュメンタリー第4弾

二児の母となった江角マキコが、天宮の怒号飛ぶグラウンドに立ち、真正面から子供たちと向き合う。(左)天宮一大先生 (右)江角マキコ
二児の母となった江角マキコが、天宮の怒号飛ぶグラウンドに立ち、真正面から子供たちと向き合う。
(左)天宮一大先生 (右)江角マキコ

2010年3月12日(金)21時~22時52分放送

 フジテレビでは、3月12日(金)、13日(土)の二夜にわたり『熱血教師SP』と題して、大型単発番組を放送する。第一夜は、2006年秋から過去3回放送され高い評価を受けた、教育ドキュメンタリースペシャル『居場所をください』待望の第4弾(21時~・金曜プレステージ枠)第二夜は、実在の先生の実体験をモチーフに、ダウンタウンの濵田雅功主演で描くスペシャルドラマ『夢の見つけ方教えたる!2』(21時~・土曜プレミアム枠)

 たまたま見かけた人を刺し殺し、さらに8人に切りつけた24歳の男。
 その男の家庭はバラバラで会話もなかった。
 たまたま目の前にいた人を線路に突き落として死なせた18歳の少年。
 その少年の父親は言った。「私にもわからない。こんな子を育てて申し訳ない」

 親が子をわからない。子が親を避ける。今、日本の家族が、親子関係がおかしい。第一夜の『居場所をください ~愛と涙の密着1000日~』のテーマは、「ゆがんだ現代ニッポンの親子関係」。

スタジオでは、宮根誠司が、徳光和夫や江角、志田と教育、親子の関係について考える。
スタジオでは、宮根誠司が、徳光和夫や江角、志田と教育、親子の関係について考える。
 登校拒否、家出、引きこもり、家庭内暴力…そんな子供たちがいつも口にする言葉は「自分の居場所がない」。いじめ、ネグレクトなど深い心の傷、そして子供に向き合わない親…。家庭にも、学校にも、友だちにも自分の居場所を見いだせなくなっていた。
 そんな悩める親子たちに手をさしのべる熱血先生たちがいる。ラグビー、ダンス、演劇…先生たちの舞台はさまざまだが、彼らはみな、心に傷を負った子供たちに、そして、子供たちをどう愛したらいいかわからない親たちに、真正面から向き合い、ぶつかっていく。
 番組は、数年間にわたる密着で、問題を抱えた子どもたちの表情が劇的に変わる瞬間をとらえていく。その姿を、二児の母である江角マキコ、二十歳を迎えた溝端淳平、子供たちと同世代の志田未来が現場で直接取材。スタジオでは宮根誠司が、徳光和夫や江角、志田と教育、親子の関係について考える。

「ラグビー」天宮一大先生 “暴力と怒りの根源”

暴力の絶えなかったシュンスケと対面した江角マキコ。天宮一大先生の元でシュンスケはどう変わったのか…。(左)江角マキコ
暴力の絶えなかったシュンスケと対面した江角マキコ。天宮一大先生の元でシュンスケはどう変わったのか…。
(左)江角マキコ

 日本代表候補にも選ばれた実力の持ち主の天宮は、2000年に武蔵野東技能高等専修学校にラグビー部を創設。以来、ラグビーを通して、自閉症児をはじめ、いじめ、不登校など過去に問題を抱えていた生徒を再生の道へと導いてきた。2008年には、全国高校ラグビー大会東京都予選のベスト8進出の実績も残している。
 ラグビー部に所属するシュンスケは、昨年4月に入学した1年生。入学当時は、手がつけられない暴れん坊で、教師の前で机をひっくり返したり、自分の「聖域」と呼ぶ自宅でも家族に暴力を振るい、両親もシュンスケには口出しできない状態だった。社会に背を向けた彼の怒りの原因は何なのか。誰もがわからずにいた。そんなシュンスケが、最後の砦、天宮に預けられた。やる気がまったく見えないシュンスケは、「ラグビー部も学校もヤメてやる」とキレ続ける。親をも力でねじ伏せてきたシュンスケにとって、天宮は初めて自分の前に立ちはだかった壁だった。反発を強めるシュンスケ。しかし天宮は諦めなかった。真正面からぶつかっていく天宮の存在が、徐々にシュンスケを変えていく…。
 二児の母となった江角マキコが、天宮の怒号飛ぶグラウンドに立ち、子供たちと向き合う。そして、シュンスケと対面した江角は何を感じたのか…。

「ダンス」今村克彦先生 “心の奥にしまい込んだ傷”

第2夜のドラマにも出演する溝端淳平が京都の今村組を取材、彼の目線を通して今の子供たちを語る。(左)今村克彦先生(右)溝端淳平
第2夜のドラマにも出演する溝端淳平が京都の今村組を取材、彼の目線を通して今の子供たちを語る。
(左)今村克彦先生(右)溝端淳平

 『熱血教師SP第2夜』濵田雅功主演『夢の見つけ方教えたる』のモデルにもなっている今村は、24年間の小学校教師の体験を生かし、ダンスチーム「今村組」を作った。「子供が本当の顔で生きられるように」と活動を続け、「今村組」は日本全国に広まっている。今村のダンスチームに通う14歳の少女・セリカは、不登校が続き何をするにもまったく意欲がない。昔は成績もよく、母を手伝い、妹・弟思いの姉だったセリカ。いったい何が彼女を変えてしまったのか…? 女手ひとつで3人の子供を育ててきた母親もその理由はわからない。
 ドラマにも出演する溝端淳平が京都の今村組を取材、彼の目線を通して今の子供たちを語る。

「演劇」大垣俊輔先生 “声を出さない少年”

志田未来が、降り積もる雪をかき分けて、教室と劇団を取材、新作劇を通じた、子供たちの心の機微に触れる。(左)志田未来
志田未来が、降り積もる雪をかき分けて、教室と劇団を取材、新作劇を通じた、子供たちの心の機微に触れる。
(左)志田未来

 大垣自身が幼いころから父親との対立を繰り返し、不登校、リストカットを経験。その後、唐十郎氏の劇団員となり、今は、標高1200メートルの山奥の学校で教鞭を振るう。この学校は、大自然の中で生徒と教員が24時間寝食を共にしている。大垣は、高校1年生の担任をしながら不登校、いじめなどの悩みを抱えた子供たちと「劇団ギョロロ」を結成した。そんな大垣は、授業中も、寮生活でも、誰に話しかけられても一切声を出さない新入生の斉藤くんと交換日記を始める。次第にうち解けていくが斉藤くんは声を出すことはなかった。そこで、斉藤くんを演劇部へ誘うことに…。
 若手女優・志田未来が、降り積もる雪をかき分けて、教室と劇団を取材、新作劇を通じて子供たちの心の機微に触れる。

江角マキコ コメント

 シュンスケくんもほかの子供たちも、変わろうと頑張っているのをすごく感じました。シュンスケくんはまだうまくいかず葛藤があるようですが、以前に比べて反省したり、人の気持ちを感じようとしています。この学校のバディ制度や天宮先生の理屈じゃないところがいいんでしょうね。先生もおっしゃっていましたが、現代の親御さんたちは子供の苦労や失敗をなるべく排除して育てようとしているので、子供たちは思い通りに行かないことにぶち当たると免疫がないんですよね。転ばぬ先につえをあげてしまうことが、いかに子供の将来の可能性を摘んでしまうのか…“失敗から学ぶ”ということをあらためて感じました。自分も子育てをしていて肝に銘じなければいけません。言葉で話すのはとても難しいことなので、ぜひ番組をご覧いただき、本当の子育てとは? 愛情とは? ということをみなさんにも考えていただけたらと思います。

番組概要

タイトル

金曜プレステージ 熱血教師SP第一夜
『居場所をください ~愛と涙の密着1000日~』

放送日時

3月12日(金)21時~22時52分放送

出演者

MC
宮根誠司
徳光和夫
江角マキコ
志田未来
溝端淳平

スタッフ

プロデューサー
渡邉奈都子
佐竹正任
蛯名敏彦
國玉譲治
三島由裕
小早川佳之
総合演出
佐竹正任
ディレクター
清水 仁
玉井伴宙
石井栄子
清水御冬
制作
フジテレビ報道番組部
CoCoLo

2010年3月4日発行「パブペパNo.10-043」 フジテレビ広報部 ※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。

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