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「勧告重いが支配されぬ」2010年03月12日
■山本添田町長 全員協で意向 県の後期高齢者医療制度を巡り、贈賄罪で起訴された添田町長の山本文男被告(84)が11日、町議会全員協議会に出席した。町議らによると、4日に可決された辞職勧告決議について「重く受け止めるが、それに支配されることはない」と述べ、町長を辞めない意向を改めて示したという。 全員協議会は非公開で、議員13人中11人が出席した。町議らによると、山本町長は冒頭「議会や町民に迷惑をかけた」と謝罪。進退については「町民の意思に従う」と従来の主張を繰り返した。「民意をどうくむのか」という質問には「いずれ分かる時が来る。考えはあるが今は話せない。時期がくれば示したい」と述べたという。 ある町議は「議会として辞職勧告というボールを投げたが、無視された」と話した。 山本町長はその後、開会した3月定例会の本会議に出席した。議場では、終始資料に目を落としほとんど顔を上げなかった。町議から、中学校の閉校式への出欠を聞かれた際は「出席しない」と答えた。 16日の本会議で新年度予算案などが提案され、山本町長が新年度予算について施政方針を述べる予定だ。
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