トヨタ、就職人気ランク13位に転落 首位は理系が味の素、文系はJTB
2010/03/10 16:54更新
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就職・転職情報サービスの毎日コミュニケーションズが10日発表した、平成23年春卒業予定の学生の就職人気企業ランキングによると、理系では昨年1位だったソニーが5位に、7位のトヨタ自動車は13位に転落した。世界的な景気後退で業績が落ち込んだ製造業への就職が“敬遠”されていることをうかがわせた。
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記事本文の続き 一方、昨年5位だった味の素が、調査開始以来初めて首位に躍り出たほか、カゴメ、明治製菓がトップテン入り。上位100社でみても食品が23社を占めており、躍進ぶりが目立った。「景気の影響を受けにくい食品関連の企業が順位を上げるなど、学生の安定志向が強まっている」(毎日コミュニケーションズ)という。
文系ではJTBグループが3年連続で首位。2位が資生堂、3位は全日本空輸で上位3位の順位は昨年と変わらなかった。経営再建中の日本航空は5位から40位へと順位を大きく落とした。
男女別でみると、文系は男子、女子ともに1位がJTBグループ。理系の男子1位はパナソニックで、理系女子のトップは味の素だった。
調査は11年春に卒業見込みの大学生、大学院生を対象に、09年10月から10年2月に実施し、約2万4千人が回答した。
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