まるで映画!?プリウスまた暴走騒ぎ!米でパトカー体当たり
2010/03/11 07:53更新
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トヨタ自動車ご自慢のハイブリッド車「プリウス」が米国の高速道路で時速150キロで暴走し、大きな波紋を広げている。騒動が起きたのは米時間8日。くしくもこの日は、トヨタがトヨタ車の「突然の急加速」が電子制御システムの欠陥に起因するものではないことを証明するため、公開実験を行った日だった。品質問題はまだまだ尾を引きそうだ。
▼アップル創業者も急加速“プリウス信者”リコールでも揺るがぬ信仰心
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記事本文の続き プリウスの暴走騒ぎは、カリフォルニア州南部サンディエゴ近郊の高速道路で発生。現地警察などによると、運転していたのはジェームズ・サイクスさん(61)で、追い越し車線でアクセルを踏み込んだところアクセルペダルが元に戻らなくなったという。
時速が増すなか、サイクスさんは何とか警察に通報。駆け付けたパトカーが併走し、警察官が拡声器を使ってサイドブレーキの作動などを指示した結果、プリウスは時速150キロまで加速したところで減速。減速したところで、警察官がパトカーをプリウスの前に入れ、バンパーにぶつけさせながら停車させた。警察では、アクセルペダルがフロアマットに引っかかった可能性があるとみて調べている。
プリウスをめぐっては、米アップル社の共同創業者、ウォズニアック氏が保有するプリウスに不具合があると訴えて話題になった。同氏によると、速度を一定に保つクルーズコントロール装置の不具合で予期せぬ加速が生じるという。
暴走騒ぎが起きた8日は、トヨタ車の「突然の急加速」が電子制御システムの欠陥に起因するとの指摘を払拭するため、トヨタが専門家を招き、同州内で公開実験を行った日だった。
実験はトヨタ車以外の車両も使って行われ、トヨタ車と同様にエンジンの回転数が上がる現象が見られたという。トヨタは「トヨタ車、他社の車両に固有の欠陥があるという証拠にはならない」と結論づけ、欠陥説に反論した。
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