岡山放送局

2010年3月12日 19時10分更新

美作豪雨の土木被害局地激甚に


去年8月に美作市を襲った豪雨災害の土木関連の被害について国は、復旧にかかる自治体の費用を財政面で支援する「局地激甚災害」に指定しました。

去年8月の台風9号などによる豪雨で岡山県をはじめ兵庫県など西日本を中心に農業関連や土木関連などの被害が相次ぎました。
このうち、岡山県内では美作市で市が管理する橋や河川の護岸が壊れるなどおよそ8億円の土木関連の被害がでました。

なかでも被害が特に大きかった美作市の旧大原町と旧作東町の地域について12日の閣議で国が復旧にかかる自治体の費用を財政面で支援する「局地激甚災害」に指定されることが正式に決まりました。

今回の「局地激甚災害」の指定によって復旧工事を行う美作市への国からの補助金が1割程度かさ上げされるということです。
一方、美作市の農業関連の被害については去年9月にすでに「激甚災害」に指定されています。