岡山放送局

2010年3月12日 19時10分更新

給与未払いの会社社長書類送検


社員に給料を支払わなかったとして岡山市のじゅうたんなどの卸売り会社の社長が最低賃金法違反の疑いで岡山地方検察庁に書類送検されました。

書類送検されたのは岡山市北区中仙道にあるじゅうたんなどの卸売り会社、「中国敷物」を経営する65歳の男性の社長です。

岡山労働基準監督署によりますと社長は社員6人分の去年4月分から8月分までの給料あわせて450万円あまりを支払わなかったとして最低賃金法違反の疑いがもたれています。

この会社は去年9月に事実上倒産していて社員の相談を受けた岡山労働基準監督署が去年12月に社長に対して賃金支払いの勧告を行いましたが社長が支払期日のまでに支払わなかったため12日書類送検されました。

社長は調べに対して「事業をたたんでしまってお金がないから支払うことが出来ない」と話していて容疑を認めているということです。