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内閣改造観測、民主に早くも 首相巡る環境厳しく

 政府・民主党の幹部から内閣改造論がささやかれ始めた。連立政権からの離脱をちらつかせる社民、国民新両党をけん制する意味合いや、夏の参院選を前に内閣支持率を上向かせる打開策などの理由だ。就任半年を目前に控えた時期に内閣改造がささやかれるのは、鳩山由紀夫首相を取り巻く環境が厳しいことの裏返しでもある。

 「私はそう長くは財務相をやらず多分、近くクビになると思いますから、その後はぜひ、平岡さんに……」。菅直人副総理・財務相は10日、都内で開いた民主党の平岡秀夫衆院議員のパーティーでこんなあいさつをした。

 政府・与党が計画している副大臣・政務官らを15人増やす国会改革の関連法案が成立すれば、平岡氏は内閣府副大臣の有力候補と目されている。菅氏の発言にはリップサービスの面もあるが、内閣発足から半年がたち、ポストを待望する議員心理の反映でもあった。(07:00)

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