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自閉症の才能開発


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アスペルガー症候群の当事者や家族・支援者に、

少しでも元気ニコニコになれるような情報を発信したい。

そんな想いで綴っています…


読む方の立場によっては、不快に感じる内容があるかもしれません。

それは、あくまでも私個人の意見であって、

アスペルガーを代表する意見ではありません。

これだけは、誤解しないでくださいねショック!


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ひらめき電球アスペルガー症候群とはひらめき電球


発達障害の一種で、知的障害のない自閉症です。

先天的に脳機能が普通の人と異なります。

そのため「できること」と「できないこと」の差がとても大きいのが特徴です。

普通の人には"なんでもないこと"ができないのに、

普通の人にはできないことを簡単にこなしてしまう、というアンバランスな人です。

基本的に感じ方が違うため、相手の意図を読みにくいのも特徴です。


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『あすぺさんの知恵袋♪』

毎週日曜 更新ひらめき電球(時々、水曜も?)

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努力が実るまで2 (5) -バスケットボール編-

2010-03-12 11:00:00 テーマ:あすぺさんの生育過程

※携帯でご覧の方:4コマ漫画を選択してOKで、拡大されて読みやすくなります


私はアスペルガー症候群でしーた♪-がんばれあすぺさん095

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【補足】努力が実るまで2 -バスケットボール編- について
努力が実るまで2 (1) -バスケットボール編-

努力が実るまで2 (2) -バスケットボール編-

努力が実るまで2 (3) -バスケットボール編-

努力が実るまで2 (4) -バスケットボール編-


前回からの続きです。


「なんで、あんな子が練習に来てるん?!」

冷ややかな視線…だけではありませんでした。


バスケットボールの練習は、二人一組になって練習するものは少なかったのですが、一つだけそういう練習がありました。けれど、基本的に「二人一組」ではなく、2列に並んで、順番に出てきた人とパスをしながら進んで、最後にシュートするというものでした。


はじめて相手が嫌がったときは、S先生がいるときでした。すかさず、S先生は嫌がった子を注意をしたので、事なきを得ました。


注意の内容も「いやな相手でも我慢しなさい」的な注意ではありません!こういう注意をしているのを聞くと、「私が嫌われている」ということを余計に強調されているようで哀しくなったものです…


しかし、S先生は「バスケの練習は、相手が誰であってもうまくできないと意味がない。だから、2列に並んで(相手を決めずに)やっているんだ。相手を選んだら意味がない。」と、嫌がった子を一喝しました。


目先の「相手がいやだから」という感情をどうこうするのではなく、「バスケットボールをうまくなるために必要なこと」を説いたわけです。「ああ、S先生はすごいな!」と思いました。


私は、こうした状況(自分いじめられる側でいじめている子が叱られる状況)に立たされることが多かったので、先生の叱り方に非常に興味をもつことができました。どういう叱り方が、根本的な問題を解決するのか、子供の心にしっくりくるのか、そういうことを学べました。それが、後に塾の講師になったときに活かされたと思います。



とはいっても、たまに、S先生が用事などでいないときには、この漫画のようなことが起ったのです。


バスケットのコート半分の距離を、数回パスをして行くだけのこと。後ろの子に「はよ行けやー」といわれても、「え~、いややぁ~」といって動きません。そうして、練習が滞ってしまうと、なぜか『嫌がられているのに頑なに待っている私のほうが悪い』ような雰囲気なってしまうのです。


そう、まさに

『空気読んで、自分から身を引けよ!』

という感じです。


その空気もわかっていましたが、そんな理不尽なことに屈したくありませんでした。嫌がってわがままを言っている側が悪いのですから…。


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今もそうなのですが、私は空気が全く読めないわけではありません。

「空気を読め」といわれる状況というのは、非常に"理不尽"で"泣き寝入り"を強いられる状況が多いと思うのです。弱者として生きてきた期間が長い私には、"泣き寝入り"ほど相手を増長させ、行動をエスカレートさせるものはないということが、身にしみてわかっています。


『空気を読む』というのは、時に、

"泣き寝入りせよ"という無言の圧力に屈することでもあります。

(もちろん、すべての場合が、そうというわけではありません。)


ですから、私は、あえて『空気を読まない』ようにする事があります。


それが、さらに周囲をイライラさせる原因なのかもしれませんが…

"空気を読むことを強制する"人々と、同じぐらいの強さの"譲れない気持ち"が私にあるというだけのことなのです。


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さて、話を元にもどしましょう。



そのうち、練習が滞ることに我慢の限界にきたのか、私の後ろに並んでいた子(実は、嫌がっていた子と仲がよかった子)が、すっと前に出てきて、嫌がっていた子の相手に出ました。すると、暗黙の了解のように、他の子もどんどん私を抜かして練習を続け始めました。私は、列からはずされた形になりました。仕方がないので、もう一度、列の後ろに並びました。けれど、やはり同じことが繰り返されました。



場合によっては、嫌がる子の後ろの子が優しい子だった場合には、「じゃ、私いくから!」と出てきてくれる子もいましたが、だいたいかばってくれる子は同じでした。けれど、そういう子が現れるまで、私は列からはみ出しては、後ろに並び…を繰り返しました。

こんな仕打ちを受けて、本当に悔しかったですしょぼん


けれど、いじめられて泣くのは私のプライドが許しませんでした


この頃の私は、低学年の頃とは違って、

「いじめられて泣くのはかっこ悪い」

「いじめられて泣くのは相手の思う壺。そのほうが悔しい」

という気持ちが生まれてきた頃でした。


そして、こんないじめを受けるのも

「自分がヘタだから悪いんや。

 いじわるされても、泣いたらあかんっ」

と泣くのを我慢しました。

ただ、黙って相手になってくれる子が出てくるのをじっと待ちました。


バスケの練習に参加するのは、自分で決めたこと。

どうしようもないほどヘタクソなのもわかっていたこと。

ヘタクソなら練習するしかない。


だから、いじわるを我慢してでも、私はバスケの練習することを選んだのです。


幸いにも、"S先生がいない"という状況は少なかったので、いじめがエスカレートすることもなく、乗り切ることができました。

やはり、子供にとって、"指導者の存在"と"指導者の毅然とした態度"は大切ですね。

こうして、いじめにも屈することなく、体力の限界と戦いながら、とにかく一生懸命に練習に通いました。


そんな、ある日のこと…


次回に続きます。

(え?こんなとこで切るなんていじわる?うふっ音譜)


いじめにも屈することなく

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