■メディアに取り上げられた里親から里子への児童虐待ニュース
■里親の女が里子の女児を虐待 6カ月の重傷負わせた容疑で逮捕■
里子として預かっていた女児(5)を暴行し、6カ月の重傷を負わせたとして、
大阪府警捜査1課などは14日、傷害容疑で、大阪市西区南堀江の主婦で里親だった
吉村陽子容疑者(35)を逮捕した。女児は下腹部を傷つけられ、直腸が裂ける傷があったほか、
ほぼ全身に殴られたような跡があり、暴行後半年以上たった現在も入院治療を受けている。
府警によると吉村容疑者は「頑張って養育してきたが、夫になついて私には反抗的な態度を
とるのでついかっとなった」と容疑を認めている。
逮捕容疑は、今年3〜5月、女児に数回にわたって暴行を加え、6カ月の重傷を負わせたとしている。
府警によると、女児は頭部や背中などほぼ全身にあざがあり、日常的に虐待を受けていた可能性が高い。
捜査関係者によると、吉村容疑者は今年5月27日、女児が出血したため病院に搬送。
虐待の可能性があると判断した病院から連絡を受けた 実母(26)が府警に通報した。
吉村容疑者は当初、「私の不注意でけがをさせた」と説明していたという。
捜査関係者は、吉村容疑者は、自宅で女児と2人きりになった際に暴行していたとみている。
女児は精神的に大きなショックを受けており、「吉村容疑者にたたかれた」と話しているが、
詳しいことは説明したがらないという。
関係者によると、女児の実父母は昨年に離婚。引き取った実父が病気になるなどして養育が
困難になっていた。
吉村容疑者は、さまざまな事情により家庭で養育できない子供を一定期間育てる「養育里親」として
市中央児童相談所から委託を受け、昨年5月下旬から夫(40)とともに女児を預かっていた。
同相談所によると、吉村容疑者は「ネットなどで里親制度を知り、預かった子供とともに
成長できるのではないか」として里親登録を申請してきたという。相談所では、児童福祉司の
職員を家庭訪問させ、志望動機や収入や人格、経歴などを調査し、住環境も養育にふさわしいか
どうかもチェックしたうえで、平成20年2月に養育里親として登録した。
記者会見した上野厚雄児童相談担当課長は「このような事件がおきていたたまれない気持ち。
担当者は、吉村容疑者の人柄がまじめで熱心だったと受け止めていたので、こういうことが
起きるとは予想もしていなかった」と話している。
産経ニュース(2009年10月14日)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091014/crm0910142215034-n1.htm
■虐待:5歳の里子を殴り重傷負わせる 主婦を逮捕 大阪■
里子の女児(5)に重傷を負わせたとして、大阪府警は14日、里親の主婦、吉村陽子容疑者(35)
=大阪市西区南堀江2=を傷害容疑で逮捕した。捜査1課によると「夫にばかりなつくのでかっとなり、
夫が出勤している間に数回、殴るなどの虐待をした」と認めている。
容疑は今年3〜5月、当時住んでいた大阪市北区同心2の マンションの一室で数回にわたり、
女児の肩や腹、太ももを手で殴るなどし、6カ月の重傷を負わせた、としている。
女児は精神的に大きなショックを受けており今も入院中という。
捜査1課によると、女児は昨年5月、吉村容疑者と会社員の夫に里子として引き取られ、3人暮らしだった。
今年5月27日に入院。
虐待を疑った病院から連絡を受けた 女児の実母が府警に通報していた。
吉村容疑者の夫は取材に「状況がよくわからず、何も言えない」と話した。
虐待があったとされるマンションに住む女性(46)は 「女児と思われる子が玄関の外に出され、
『開けて開けて』とドアをたたきながら泣き叫ぶ声を何度か聞いた」と話す。
一方、大阪市中央児童相談所の上野厚雄・児童相談担当課長は会見。
「(吉村容疑者を)08年2月に里親認定した。女児を預けた後、今年1月まで5回の家庭訪問をし、
養育に熱心と評価していた。衝撃を受けている」と語った。【花牟礼紀仁、堀江拓哉、松井聡】
毎日新聞 2009年10月14日
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20091015k0000m040111000c.html
■入院8日前、複数のあざ 里親「いすから落ちた」と説明■
里子の女児(5)に繰り返し暴行したとして、里親だった吉村陽子容疑者(35)=大阪市西区=が
傷害容疑で大阪府警に逮捕された事件で、 女児が通っていた大阪市内の市立保育所が5月中旬、
女児の顔や腕にあざがあることを確認していたことが、保育所への取材でわかった。
吉村容疑者は「いすから落ちた」などと説明したため、保育所側は虐待を疑わなかったという。
府警によるとその8日後、女児は深い裂傷を負って入院し、事件が発覚した。
女児が通っていた保育所長(56)の説明によると、5月19日、女児の額と上腕部に
計3カ所のあざがあることを確認。
女児を連れてきた 吉村容疑者は「前の晩の夕食時にあばれていすから落ち、けがをした」と話したという。
担当の保育士が女児に「なんであばれたの」と尋ねたところ、女児は「(20日に予定されていた)遠足が
中止になったことと、ご飯を自分で食べたかったから、いややった」と答えたという。
吉村容疑者は女児が入所した昨年9月、保育所に「シャワーをとても嫌うなどパニックになる
ことがあり、頭を壁に打ちつけたり、つめのささくれをむしったりする」などと説明。
これらのことから保育所側は、吉村容疑者に問いただしたり、児童相談所に通告したりすることはなかったという。
所長は「それ以前にあざを見かけたことはなかった。着替えの時には必ず体を見るようにしているが
、気付かなかった」と話している。
一方、吉村容疑者は府警の調べに対し、 3月ごろには、 女児が食事を食べるのが
遅かったり、保育所に行く準備をするのが遅かったりすることが理由で
女児の頭をたたいたり、体をつねったりするなどの暴行を始めたと説明。
「当初はしつけのつもりだったが、言うことを聞かず、暴行がエスカレートしてしまった」と
述べていることが捜査関係者への取材でわかった。
府警は15日午後、吉村容疑者を大阪地検に送検した。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200910150073.html
■里親隠れて暴行 3月から、児童連絡途絶え 大阪の女児虐待
里子として預けられた女児が虐待され、6カ月の重傷を負った事件で、
傷害容疑で逮捕された里親の主婦、吉村陽子容疑者(35)が、
大阪市中央児童相談所の家庭訪問や電話連絡が途切れた
今年3月に暴行を始めていたことが15日、府警と相談所への取材で分かった。
吉村容疑者の夫(40)は女児が重傷を負っていたことを知らず、府警は、
吉村容疑者が周囲に気付かれないよう虐待を重ねていたとみて調べている。
一方、府警は同日、傷害容疑で吉村容疑者を送検した。
府警によると、吉村容疑者は今年3月から、当時住んでいた大阪市北区の
自宅マンションで、女児の頭や背中を素手で激しくたたくなど暴行を加え始めた。
虐待は吉村容疑者が北区内の病院に女児を運び込んだ5月末まで続いた。
当時、吉村容疑者は夫と女児の3人暮らしで、会社員の夫が出勤中に暴行していたという。
夫は府警に対し、「しつけでたたいていたことは知っていたが、けがをしていた
ことまでは知らなかった」と説明しているという。
一方、相談所は吉村容疑者が女児を預かった昨年5月以降、3カ月に1度の
ペースで家庭訪問を行い、女児の生活状況を報告書として毎月提出させていた。
ほかにも電話やファクスで連絡を取り合っており、「食べる量が不安定だ」
「発育が遅れているのでは」といった相談に対し、その都度アドバイスしていたという。
今年1月下旬の家庭訪問では、女児の食事の量が増え始め、訪問した児童福祉司らが
「熱心に育てており、2人の関係は円満」と判断。
相談所は6月に家庭訪問を行う予定にしていたが、3月末に吉村容疑者から電話が
あった以降、連絡は取っていなかったという。
http://www.sankei-kansai.com/2009/10/15/20091015-015730.php
■5歳児虐待 里親の女逮捕 直腸裂ける傷 全身にあざ
まじめで誠実…なぜ 児相「責任感じる」
「真面目で熱意にあふれる里親がなぜ」。被害女児の養育里親を委託した大阪市中央児童相談所。
容疑者逮捕の一報を受け、14日夜に記者会見した担当者は困惑を隠さなかった。
相談所によると、吉村容疑者は、生活になじめずに食事の量が減ったり、夜も寝つけなくなったりした女児を
根気よく育てていた。職員に養育方法を相談し、人との関係の作り方が苦手な女児が集団生活になじめるよう
保育所に通わせたりもした。
その甲斐あって、今年1月の家庭訪問では女児は終始笑顔で吉村容疑者のひざに抱かれ、「陽子さん」と
親しみを込めて呼んでいたという。虐待の兆候はなく、職員は「円満な関係になった」と判断した。
http://www.sankei-kansai.com/2009/10/15/20091015-015689.php
里子虐待 増す里親制度の重要性、現場には重い課題
里子として預けられた女児(5)が虐待され、重傷を負った事件で、傷害容疑で逮捕された里親の主婦、
吉村陽子容疑者(35)は、女児を激しく暴行していた今年春ごろ、養育を委託した大阪市中央児童相談所に対し、
熱心な里親ぶりを報告書に書き連ねていた。
相談所では次々と起こる他の児童虐待の対応に追われ、その裏で起きていた虐待に気付かなかった。
善意を前提に成り立つ里親制度に重い課題が突きつけられている。
■きちょうめんな文面
「大変なことをしてしまった。里親として失格だと思う。たたいたらけがをさせてしまった」。
今年5月27日、市中央児童相談所に吉村容疑者が泣きながら電話をかけてきた。
昨年5月に預かった女児は夫(40)ばかりになつき、自分を無視することにいらだちを募らせていた。
女児の頭を殴るなどの虐待は今年3月ごろから始まったとされるが、相談所に毎月送っていた状況報告書には、
そんな様子はまったく感じられない。
【3月31日】「誕生日プレゼントのおもちゃのレジで、自分でお話を作ってお店ごっごをしています」
【4月30日】「保育所で年長クラスになり、張り切っています。歩くスピードが上がり、
私が置いて行かれることもあります」
相談所の担当職員は「文面はきちょうめんで、A4用紙1枚の裏表をいっぱいに使い、
克明に女児の様子を記していた。
里親の役割を果たそうという思いが強く、どこかで無理をしてしまったのではないか」と悔やむ。
■里親への誤解を懸念
事件を受け、児童福祉の現場では、善意の 里親が世間から偏見の目で見られて
しまうのではないかという懸念が拡がっている。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091016/crm0910160000000-n1.htm
5歳里子の虐待認める 「『女性』を意識、嫉妬から攻撃」と検察
2009.12.15
里子として自宅で養育していた女児(5)を虐待して大けがをさせたとして、傷害罪に問われた
大阪市西区の無職、吉村陽子被告(35)は15日、大阪地裁(並河浩二裁判官)の初公判で
「間違いありません」と起訴状の内容を認めた。
冒頭陳述で検察側は「正しい生活習慣を身に付けさせようとしかっても改善されず、
いらだちを感じていた」と指摘。
さらに「夫にだけ懐く女児の態度に『女性』を意識し、嫉妬(しっと)心から攻撃したいと思った」と
述べた。
吉村被告は終始うつむき、涙を流しながら冒頭陳述を聞いた。
弁護人は「『里親』という制度の中で起きた事件。公的機関が2人の関係をどう見ていたかが
判明しないと全容が明らかにならない」と児童相談所の記録の全面開示を検察側に要求した。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/091215/trl0912151647011-n1.htm
大阪の里子傷害:虐待の被告、起訴内容認める−−地裁初公判
里子として預かった女児(5)を虐待し重傷を負わせたとして、傷害罪に問われた大阪市西区、
無職、吉村陽子被告(35)の初公判が15日、大阪地裁(並河浩二裁判官)であった。
吉村被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
検察側は冒頭陳述で、女児が吉村被告の前で無反応になったりパニック状態になるため、
いら立ちを感じて暴行を加えるようになった、と主張。
さらに女児が夫になつくようになり疎外感や嫉妬(しっと)のようなものを感じるようになったと
指摘した。
起訴状によると、吉村被告は今年3〜5月、当時住んでいた同市北区のマンションで
、女児に数回にわたり暴行を加え、約2カ月のけがをさせたとされる。【牧野宏美】
http://mainichi.jp/kansai/archive/news/2009/12/16/20091216ddn012040013000c.html
虐待予防協力員が里子に傷害容疑 女児が虐待され重傷
大阪市で里子の女児(5)が虐待され重傷を負った事件で、傷害容疑で大阪府警に逮捕された
里親の吉村陽子容疑者(35)が同市の「児童虐待予防地域協力員」に登録されていたことが
16日、市中央児童相談所などへの取材で分かった。
府警によると、吉村容疑者は「頑張って育ててきたが、懐かないのでかっとなった」と
供述しており、虐待に至る心理状態を調べている。
児相などによると、吉村容疑者は2年以上前から大阪市北区の「ファミリーサポーター」として
月に数回、6歳までの児童を預かり、保育士の資格取得も目指していた。
2007年11月、「子どもとともに成長したい」と市に里親登録を申請。合わせてボランティアとして
児童虐待の早期発見に努める協力員になり、年2回の研修も受けた。
女児の里親になったのは昨年5月。月1回の報告書も欠かさず提出し、今年3月の研修では
「(女児は)元気にやっています」と答えていた。
http://www.oita-press.co.jp/worldSociety/2009/10/2009101601001012.html
*吉村陽子
(同市の「児童虐待予防地域協力員」に登録。
2年以上前から大阪市北区の「ファミリーサポーター」として月に数回、6歳までの児童を預かり、
保育士の資格取得も目指す。)
■傷害
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里子の尻噛んだ罪、小学教諭起訴 虐待相談増加の一途
育てていた里子にけがを負わせたとして、宮崎地検は14日、宮崎市青島西2丁目在住の小学校教諭
安波圭容疑者(39)を傷害罪で宮崎地裁に起訴した。安波被告は「日頃から子供の態度に
いらだっていた」などと起訴事実を認めているという。地検は継続的な虐待があったとみている。
起訴状によると、安波容疑者は4月1日ごろ、 自宅で寝ていた里子の男児(6)の尻に2回
かみついて約1カ月のけがを負わせ、同26日には移動中の車内で男児の 太ももを指でつかんだり
つねったりして約1週間のけがを負わせたとされる。
地検によると、男児は昨年8月から里子として養育されていたが、 継続的な暴行を少なくとも
今春から受けていたという。地検は、里親(母親)としての心理的な圧力や仕事のストレスなどから、
安波被告の しつけがエスカレートしていったとみている。 ◇
里子として迎えられた教員の家庭で起きた悲劇。宮崎県内でも子供が犠牲になる虐待事件は後を絶たない。
県こども家庭課によると、県内の昨年度の虐待に関する相談件数は287件。 07年度の195件、06年度の220件と比べて増加。 逮捕に至った重大事案は今年5件(8月末現在)で、昨年1年間の4件をすでに超えている。
県警少年課の黒木寛史理事官は 「虐待は親の立場では、しつけの一環。線引きが難しく、家庭内なので表面化もしにくい」と指摘。 今回の事件は児童相談所(児相)からの通報がきっかけで 「子供や赤ちゃんは被害をうまく表現できない。学校や医療機関、児相などが協力し合い 小さなケースから対応していくことが重要だ」と話した。
児相関係者によると、男児は県警への通報後に児相に一時保護され、現在は児童養護施設で暮らしている。
一時保護された段階では 無表情で落ち込んでいたが、職員が「お母さんのところに帰らなくてもいいんだよ」と
声をかけると、笑顔を取り戻したという。
(2009年9月14日)
引用元
http://www.asahi.com/national/update/0914/SEB200909140007.html
【宮崎】同居の6歳男児を突き飛ばすなどしてけがを負わす 公立小学校教諭の女(38)を逮捕
宮崎南署は24日、同居の男児(6)にけがを負わせたとして、傷害容疑で
宮崎市青島西、公立小学校教諭安波圭容疑者(38)を逮捕した。
逮捕容疑は6月15日ごろ、自宅で養育していた男児(6)を突き飛ばすなどして
太もも付近に打撲の軽傷を負わせた疑い。
同署によると、容疑を否認している。事件当時、安波容疑者は夫と男児の3人暮らし。
男児は事件後、養護施設に保護され、けがは完治しているという。
6月18日に宮崎市の児童相談所から「虐待の疑いがある」と通報を受け、同署が調べていた。
(2009.08.25 日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20090825-535098.html
宮崎地検は14日、自宅で養育していた男児(6)の尻にかみついてけがを負わせたなどとして、
傷害罪で里親の公立小学校教諭、安波圭容疑者(38)を起訴した。
地検は、安波被告が日ごろから男児の態度にいらだち、里親としてのプレッシャーから
継続的に暴行を加えていたとみている。
起訴状によると、安波被告は4月1日ごろ、自宅で寝ていた男児の尻に2回かみついて
全治約1カ月のけがを負わせ、さらに同26日ごろには旅行から帰る途中、 夫が運転する
車内で男児の太ももをつねり、軽いけがをさせたとしている。
地検によると、安波被告は県中央児童相談所から里親委託を受け、昨年8月から男児を養育。
同相談所が今年6月に「 体に複数のあざがあり、虐待が疑われる」と県警に通報した。
同相談所は「適切な調査の上で里親を信用して委託したが、こういう事態になってしまい残念だ」としている。
http://www.shikoku-np.co.jp/national/social/article.aspx?id=20090914000410
里子を虐待した罪、懲役10カ月求刑
育てていた里子にけがを負わせたとして、傷害の罪に問われた小学校教諭の安波圭被告(38)=宮崎市青島西2丁目=の初公判が4日、宮崎地裁(神谷厚毅裁判官)であった。安波被告は「間違いございません」と起訴内容を認め、検察側は「人間としての情愛や感性を欠如した陰湿かつ悪質な犯行で、しつけの域をはるかに超えている」として懲役10カ月を求刑した。判決は24日。
起訴状によると、安波被告は4月1日ごろ、自宅で寝ていた里子の男児(6)の尻を2回かみついて約1カ月のけがを負わせ、同26日には移動中の車内で男児の太ももにつめを立てて引っ張ったり、つねったりして約1週間のけがを負わせたとされる。
検察側は冒頭陳述で「しつけが思うようにいかず、男児に対する憎しみや怒りを募らせ、暴力を振るうようになった」と指摘。安波被告は被告人質問で「ストレスをすべて男児にぶつけてしまった。本当に、本当にごめんなさいという気持ちでいっぱいです」と述べた。
弁護側は「しつけの延長線上で、後遺症の残る重大なものではない。深く反省もしている」などと主張し、執行猶予付きの判決を求めた。
2009年11月05日
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000911050003
里子に虐待、お尻にかみつくなどした小学校教諭を懲戒免職・・・宮崎
ことし4月、里子として養育していた6歳の男の子を虐待したとして、 傷害の罪に問われている宮崎市の女の小学校の教諭について、
県教育委員会は、11日付けで懲戒免職処分としました。
宮崎市の小学校教諭、安波圭被告(38)は、ことし4月、
里子として養育していた6歳の男の子に対して、自宅や車の中で数回にわたり、 お尻にかみつくなどしてけがを負わせたとして、傷害の罪に問われています。
安波被告は、今月4日、宮崎地方裁判所で開かれた初公判で、 検察から懲役10か月を求刑されています。
安波被告は、裁判で起訴された内容を認めており、これを受けて宮崎県教育委員会は、
10日に開いた会議で協議した結果、安波被告を11日付けで懲戒免職処分にすることを決めました。
県教育委員会の渡辺義人教育長は「児童や生徒を教育的愛情をもって心身ともに健全に
育てるという職責を深く自覚すべき教職員が児童に傷害を負わせたことは 県民の教育への信頼を著しく損なうものであり、誠に遺憾だ。
信頼の回復に向けて教職員の規律の維持に向けて徹底を図っていきたい」というコメントを発表しました。
宮崎県内で教諭が懲戒免職処分を受けたのは今年度に入って3人目です。
NHK宮崎のニュース 2009年11月11日 21時13分更新
http://www.nhk.or.jp/miyazaki/lnews/04.html
里子虐待:教諭を懲戒免職処分−−県教委 /宮崎
県教委は11日、養育中の里子の男児(当時6歳)の尻をかむなど虐待を加えてけがをさせたとして
傷害罪に問われている宮崎市青島西、小学校教諭、安波圭被告(38)=宮崎地裁で公判中=を
懲戒免職処分にした。
安波被告が4日の初公判で起訴事実を認めたため。
11月12日朝刊 毎日新聞
里子の尻かみ虐待、元小学教諭に有罪判決 宮崎
宮崎地裁は24日、里子として養育していた男児(6)の尻にかみつくなどしたとして、
傷害罪に問われた元小学校教諭の安波圭被告(38)=懲戒免職=に、
懲役10月、執行猶予3年(求刑懲役10月)の判決を言い渡した。
判決理由で神谷厚毅裁判官は「守ってくれるはずの里親から暴行を受けた児童の身体的苦痛や
恐怖感は
相当のもので、将来に影響を与える恐れもあり、犯行結果は重大だ」と述べた。
判決によると、安波被告は4月1日ごろ、宮崎市の自宅で、寝ていた男児の尻に2回かみつき
約1カ月のけがを負わせ、同26日ごろにも旅行から帰る途中の乗用車内で太ももをつねった。
2009.11.24
http://sankei.jp.msn.com/life/education/091124/edc0911241414002-n1.htm
養育中の男の子に暴行を加えたとして、逮捕・起訴されていた元小学校教諭の裁判です。
宮崎地裁は、被告に、執行猶予3年・懲役10カ月の有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、宮崎市青島西の元小学校教諭・安波圭被告38歳です。
安波被告は、今年4月、里親として養育中の6歳の男の子に対し、おしりに噛み付くなどして、
けがを負わせた傷害の罪に問われています。
きょうの裁判で、宮崎地裁の神谷厚毅裁判官は、「犯行は悪質」と指摘する一方、「被告は反省していて、
懲戒免職処分となるなど、一定の社会的制裁を受けている。」として、懲役10カ月、執行猶予3年の
有罪判決を言い渡しました。
http://www.umk.co.jp/news/
* 安波圭
(宮崎大学大学院教育学研究科教職実践開発専攻1年・小学校教諭)
■傷害
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里子7歳児をピンで刺す 傷害容疑で68歳女を逮捕
北海道警帯広署は26日、傷害の疑いで北海道芽室町東一条、無職、根本靖子容疑者(68)を逮捕した。
調べでは、根本容疑者は昨年10月中旬ごろ、自宅で里子として養育していた女児(7)の後頭部を
安全ピンのようなもので刺し、約2週間のけがを負わせた疑い。
帯広児童相談所などによると、根本容疑者は里親登録30年以上のベテランで、平成18年3月から
女児を養育していた。
昨年10月に女児が通う小学校から相談所に「顔にあざがある」などと連絡があり、児童虐待の
疑いが判明した。
女児は現在、別の施設に保護されている。
(2009年2月26日)
引用元
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090226/crm0902262333068-n1.htm
傷害容疑:ピンで7歳刺す 里親を逮捕
里子として育てていた小学1年の女児(7)を虐待したとして、帯広署は26日、十勝管内芽室町、
無職、根本靖子容疑者(68)を傷害容疑で逮捕した。
「 言うことを聞かないのでやった」と容疑を認めているという。
容疑は根本容疑者は08年10月中旬ごろ、自宅で女児の首の後ろを安全ピンの様なもので
数回刺し約2週間のけがを負わせた疑い。
同署によると、女児は06年3月から里子として育てられていた。
虐待は小学校に入学したころから始まり、学校側が08年5月ごろ児童相談所に相談。
同管内清水町に住む女児の祖母が同年12月、新得署に通報して発覚した。【田中裕之】
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090227hog00m040002000c.html
まさか“ベテラン”が…里子の7歳児をピンで刺す
北海道警帯広署は26日、傷害の疑いで北海道芽室町の無職女(68)を逮捕した。
調べでは、昨年10月中旬ごろ、自宅で里子として養育していた女児(7)の首の後ろを安全ピンのようなもので刺し、約2週間のけがを負わせた疑い。 同署は女が虐待を繰り返していた可能性もあるとみて調べている。
帯広児童相談所などによると、女は里親登録30年以上のベテランで2006年3月から女児を養育していた。
昨年10月に女児が通う小学校から 相談所に「顔にあざがある」などと連絡があり、児童虐待の疑いが浮上。 相談所は女児を施設に保護したが、「虐待は確認できなかった」として警察には通報せず、女児の祖母が昨年12月、同署に相談した。
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090227014.html
里子虐待事件 帯広児相が不備認める 「女性に遠慮、対応遅れ」
【帯広】小学1年生の里子の女児を虐待したとして、十勝管内芽室町の60代の女性が2月に
逮捕された事件で、帯広児童相談所は、 虐待を疑う通報を受けながら、里親への遠慮などから、
女児の保護まで5カ月かかったとして、対応の不備を認める報告書をまとめ、道社会福祉審議会に報告した。
女性の夫は当時、管内の里親会会長だった。 報告書によると、相談所は2008年5月20日、芽室町から虐待の疑いがあると通報を受けた。
しかし、児童福祉司の聞き取りで女性が 虐待を否定したため、それ以上調査せず「事実は特定できなかった」と判断した。
同年10月16日には、小学校からも同様の報告を受けたが、「(夫婦が)長く里親を務め信頼があった」として、
直接調査しなかった。女児の保護は、学校から再度報告を受けた後の10月29日だった。
夫婦は約40年、相談所の委託で里親を務め、女児を含め8人の里子を養育。
報告書は対応が遅れた理由に「里親への遠慮や関係悪化の懸念があった」などを挙げた。
女性は自宅で女児の首の後ろを針で刺した傷害の疑いで今年2月に逮捕され、
3月に罰金刑が確定。
夫は女性の逮捕後、十勝管内の里親会会長を辞任した。
相談所の千葉裕所長は、女性が当時、養育に悩んでいたとして「最初の通報時に適切な
指導や助言をしていれば、事件は防げた可能性がある」としている。 報告書は、外部有識者と相談所の幹部ら8人による委員会が学校や夫婦に聞き取り、まとめた。
(11/13 07:14)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/199672.html#list
*根本靖子
(地元で民生委員兼児童委員、人権擁護委員、町赤十字奉仕団委員長など)
■傷害
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「揺さぶって死亡したのか、ドアに頭をぶつけて死亡したのか?」
千葉県委託児死亡
千葉県警佐倉署は30日、県の里親制度で預かっていた男児(1)を強く揺さぶって
死亡させたとして、佐倉市臼井台、無職、佐藤瑞枝容疑者(48)を傷害致死容疑で逮捕した。
調べでは、佐藤容疑者は13日午後3時20分ごろ、自宅で、鴨川市内の夫婦の三男を
揺さぶるなどの暴行を加え、硬膜下血腫で死亡させた疑い。
佐藤容疑者は、児童福祉法に基づき、県を通じて2月10日からこの男児を養育していた。
調べに対して佐藤容疑者は「泣きやまなかったからゆさぶった。死ぬとは思わなかった」
と供述、容疑を認めている。
>> MSN-Mainichi 2006/03/30[23:28] <<
( 2006年3月30日)
引用元
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060331k0000m040160000c.html
【社会】「泣きやまないから揺さぶった」里子死なせた女逮捕-千葉・佐倉
里子として預かった男児(1)に暴行を加えて死なせたとして、千葉県警佐倉署は30日、
同県佐倉市臼井台、無職佐藤瑞枝容疑者(47)を傷害致死の疑いで逮捕した。
調べによると、佐藤容疑者は今月13日午後3時20分ごろ、
自宅で男児を強く揺さぶるなどした疑い。
男児は15日午後10時50分ごろ、硬膜下血腫(けっしゅ)で死亡した。
男児がぐったりしたため、佐藤容疑者が119番通報した。
佐藤容疑者は2003年11月、児童福祉法に基づき県知事から里親の認定を受け、
今年 2月から男児を養育していた。同容疑者は「泣きやまないから揺さぶっただけ」と
供述しているという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060331ic01.htm
1歳の男児揺さぶり死なせた容疑 里親の女逮捕 千葉
1歳の里子の男児を虐待して死亡させたとして、千葉県警佐倉署は30日、佐倉市臼井台、
無職佐藤瑞枝容疑者(48)を傷害致死の疑いで逮捕した。
佐藤容疑者は調べに対し、「 泣きやまないので、体を揺さぶっただけだ」と容疑を否認しているという。
調べでは、佐藤容疑者は13日午後3時20分ごろ、自宅で男児を揺さぶるなど、暴行を加え、
硬膜下血腫により、15日午後10時50分に転送先の東京都内の病院で死亡させた疑い。
不審に思った 病院が県警に通報した。
同署によると、佐藤容疑者は里親として登録されており、2月10日から同県鴨川市内の
夫婦の男児を預かっていたという。
asahi.com
里親の女が預かっていた乳児を死なせ逮捕
今月13日の午後3時過ぎ、里子の1歳の男の子が泣きやまないことに腹を立てて暴行を加え、
2日後に硬膜下血腫のため死亡させた疑い。
この男児には実の両親がおり、母親が病弱で長い間、入院。父親も仕事で育てられないとして
先月10日に佐藤容疑者に預けられたばかりであった。
佐藤容疑者は、2003年11月に千葉県の里親制度に登録していて、自宅では夫と2人暮らし。
調べに対し、佐藤容疑者は「ゆさぶっただけだ」と容疑を否認しています。
佐倉の男児死亡:容疑者の拘置取り消し認めず 裁判官「証拠隠滅の恐れ」 /千葉
佐倉市臼井台で先月、男児(1)が強く揺さぶられ死亡した事件で、傷害致死容疑で逮捕された同市臼井台、
無職、佐藤瑞枝容疑者(48)の弁護側が求めた拘置取り消し請求について
千葉地裁の森田淳裁判官は6日、
「証拠隠滅の恐れをぬぐい切れない」と取り消しを認めない決定を出した。
佐藤容疑者は3月13日午後、自宅で里親として預かっていた男児(1)の頭を強く揺さぶり、
硬膜下血腫で死亡させたとして同31日に逮捕された。
これに対し、佐藤容疑者の弁護側が 今月3日、「自宅のドアに男児の頭を誤ってぶつけたことなどが
原因で死亡しており、過失致死罪を適用すべきだ」と拘置取り消しなどを請求していた。
森田裁判官は「1歳の男児が死亡した事件の重大性と、釈放した場合の証拠隠滅の恐れから、
現時点での拘置取り消しは許可できない」と説明した。
渡辺博弁護士は記者会見で「(佐藤容疑者は)男児を親同然に可愛がっており、故意で死亡させたとは考えにくい。
今後も過失致死罪の適用を主張していく」と述べた。【倉田陶子】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060407-00000124-mailo-l12
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佐倉の男児死亡:死亡は「過失」、被告に罰金50万円--即日納付
佐倉市で3月、里子として預けられていた男児(1)が硬膜下血腫で死亡した事件で、千葉地検は20日、
同市臼井台、無職、佐藤瑞枝被告(48)を過失致死罪で略式起訴した。
千葉簡裁は同日、罰金50万円の略式命令を出し、佐藤被告は即日納付した。
佐藤被告は里子として預かっていた男児を揺さぶって死なせたとして3月31日、傷害致死容疑で逮捕された。
これに対し 弁護側は3日、「自宅のドアに男児の頭を誤ってぶつけたのが原因で、過失致死罪を
適用すべきだ」と主張。
逃亡の恐れもないと千葉地裁に拘置取り消しを請求したが、6日棄却されていた。
弁護側は「傷害の故意がなかったと判断した検察側の処分は妥当」とコメントし、佐藤被告は
「故意に傷つけたわけではないことが分かっていただけて良かった。(男児の)両親に謝罪したい」と話したという。
(2006年4月21日) 毎日新聞
■死亡
里親委託児童死亡事故事例の検証結果と、県の対応について資料(pdf)
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名前:ななしのフクちゃん[] 投稿日:2008/11/24(月)
12:25:18
NHKで自立援助ホームの話やってたが
5歳から里親家庭で育った子が17歳で性的虐待受けてたな。
精神病んで病院通ってたが痛々しかった。
親と思ってた人にレイプされるって施設内の虐待より深刻じゃねーの?
詳細日時不明
■性的虐待
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2009年1月にNHKで放送されたものらしく、上記の2008年の放送とは、また別の話しのようです。
施設で育った後、里親宅に委託され性的虐待を受け、里親宅を家出した女の子の話しだったそうです。
名前:名無しの心子知らず[]
投稿日:2009/04/16(木) 22:46:16
・なんか前、テレビで里父に性的虐待されたって女の子出てたが、きちんと訴えたのか
そればかり気になった。
刑法上でも違法行為(親告罪だから本人が訴えなきゃ)だし、民事でも損害賠償請求権は
大いに発生してると思うのに・・・
名前:名無しの心子知らず[]
投稿日:2009/04/16(木) 23:58:11
・NHKの番組だよね?私も見たよ。
たしか2才で里親と暮らしはじめて16か17のときに性的虐待されたんだっけ?
記憶が曖昧だけど心が壊れて病院通う姿が痛々しかった。
名前:名無しの心子知らず[sage] 投稿日:2009/04/20(月)
12:12:22
・お金もらって養育して、その子供が発達したらレイプして・・・・・
今までの信頼関係っていうか、信じてたもの一気に崩れちゃったんだろうね、その子。
名前:名無しの心子知らず[] 投稿日:2009/04/20(月)
12:26:08
・レイプするような奴と最初から信頼関係あったとは思えないが・・・
こういうのは、里親制度を利用した犯罪者です。
里親ではなく犯罪者
なぜ、里親制度の下だからといって、犯罪者を放置するのかが不思議。
詳細日時不明
■性的虐待
里子殴り死なせた疑い、女性逮捕 「泣きやまないので」
乳児院から引き取った女の子(3)を殴り死なせたとして、
宇都宮中央署は3日、宇都宮市日の出2丁目、
韓国籍の主婦李永心容疑者(43)を傷害致死の疑いで緊急逮捕した。
李容疑者は「泣きやまないので腹が立った」と供述しているという。
調べでは、李容疑者は3日午前1時ごろ、宇都宮市内の自宅で、
今年7月に乳児院から引き取った大沼順子ちゃんの顔や頭を素手で数回殴り、
約1時間後に死なせた疑い。
遺体の腕や足などには多数のアザがあることから、 同署は李容疑者が以前から虐待を
繰り返していたとみて調べている。
李容疑者は日本人の夫(43)と長男(4)の4人暮らし。
順子ちゃんについてまだ養子の手続きはしていなかった。
暴行後、順子ちゃんがぐったりして動かなくなったため、
夫が119番通報したという。
11月3日(08:53)
http://www.asahi.com/national/update/1103/007.html
3歳の女児殴り死なす、里親の母を逮捕…宇都宮
栃木県警宇都宮中央署は3日、乳児院から里子に引き取った3歳の女児を殴って死なせたとして、
韓国籍の宇都宮市日の出2、無職李永心容疑者(43)を傷害致死の疑いで緊急逮捕した。
女児は全身に多数のアザがあり、同署は、李容疑者が日ごろから虐待を繰り返していたとみて
事情を聞いている。
調べによると、李容疑者は3日午前1時ごろ、大沼順子ちゃん(3)の顔などを素手で数回殴り、死亡させた疑い。
李容疑者の夫(43)が救急車を呼び、順子ちゃんは病院に運ばれたが、約1時間後に脳内出血で死亡した。
李容疑者は「泣きやまなかったので腹が立って殴った」と供述しているという。
栃木県中央児童相談所などによると、李容疑者は、「子どもに恵まれなかった。幼児教育の経験があり、
社会に貢献したい」と里親に登録。
昨年12月、順子ちゃんの兄(4)を引き取り、さらに今年7月、「兄妹は一緒の家庭で育てたほうがいい」と
順子ちゃんを里子にした。
同相談所の所員が今月1日、李容疑者宅を訪れた際には、順子ちゃんが虐待されていることに気付かなかったという。
(2002年11月3日)
引用元
http://www.yomiuri.co.jp/04/20021103ic45.htm
里子虐待死で懲役6年求刑 「ストレス発散」と検察側
里子の3歳女児を虐待し死なせたとして、傷害致死罪に問われた韓国籍の無職李永心被告(43)の
論告求刑公判が28日、宇都宮地裁(飯渕進裁判長)で開かれ、検察側は懲役6年を求刑した。
検察側は論告で「育児の精神的ストレスを被害者への暴力で発散させた」と指摘した。
弁護側は最終弁論で「被告は育児ノイローゼで心神耗弱の状態だった」とし、執行猶予付き判決を求めた。
判決は10月7日。
論告によると、李被告は昨年11月1日から3日までの間、宇都宮市日の出2丁目の自宅で、
里子の大沼順子ちゃんが泣きやまないことに腹を立て、順子ちゃんを突き倒したり、顔を平手で殴ったりして、
頭を床や壁に打ち付けさせ、急性硬膜下血腫で死亡させた。
2003/07/28
http://www.shikoku-np.co.jp/national/social/article.aspx?id=20030728000266
■死亡
里子として預かった少女に性的関係を強要
国の「里親制度」に基づいて行政機関から里親を委託された道内在住の
五十歳代の男性が、 里子として預かった少女に性的関係を強要し、
妊娠させていたことが、一日までの道警捜査一課などの調べで分かった。
里親は里子の妊娠が発覚後、自殺したが、同課は同日までに、
婦女暴行の疑いでこの里親を被疑者死亡のまま書類送検した。
調べによると、この里親は十年以上前に行政機関から里親の認定を受け、
事件当時、被害者の少女を含めて複数の
里子を養育しており、この少女に対して自宅で性的関係を
強要していた疑いが持たれている。
今年に入り少女が体調不良を訴え、病院で診察を受けたところ妊娠していることが分かり
関係者が道警に連絡、事件が発覚した。
道警では、少女や関係者から事情を聴くなどして里親の婦女暴行の
疑いを強めたが、里親本人は道警が事情を聴く直前に自殺。
その後、最新のDNA鑑定などでこの里親と少女の妊娠との因果関係が
立証されたため、同容疑での書類送検に踏み切った。
*踏みにじられた善意の制度 家庭と行政に距離
家族のぬくもりに包まれるはずの里子に、里親が性的関係を迫った−。
第三者の目が届きにくい、「家庭」という閉ざされた環境で
起きてしまった今回の事件は、善意で里親を務めている
圧倒的多数の里親の長年の努力を踏みにじり、
新たな親子関係の橋渡し役をした行政機関にも強い衝撃を与えた。
ある里親は「今回の事件は異例中の異例」とショックを隠さず 、
「里親制度の後退を招くようなことがなければよいのだが…」と多くの
里親たちの気持ちを代弁した。
里親は、公的機関の仲立ちで預かった子供の人生を左右する重要な役目。
厚生省の要綱に基づき、「児童の養育についての理解と熱意および豊かな愛情」を
条件に認定され、五年ごとに調査の上で再認定を受ける。
書類送検された里親は、養育歴十年余りの“ベテラン”だった。
認定窓口となった児童相談所は今回の事件について
「想定外であり非常に残念。魔が差したのか、としか言いようがない」と戸惑う一方、
「実績がある人だけに、里親としての資質や人格に問題があるとは思わなかった」と釈明した。
ただ、里子を託された家庭からすると、行政機関との距離は意外に遠く、接点が薄いという声は少なくない。
道内のある里親は「年月がたてば家庭や子供の状況は変わる。行政が、それに対応しているとは言えない」。
別の里親経験者も「里親の大変な仕事を、行政が日常的にバックアップしてくれているという実感は薄かった」と打ち明けた。
再認定の際、行政側から継続を拒否される事例はまずないという。
この里親を担当した児童相談所では、事件を契機に家庭訪問や個別面談の回数を増やし、
里親・里子との意思疎通を図る取り組みを始めた。
「委託先の家庭とわれわれとの信頼関係をより強くすることで、万が一にもこうした事件が起きないよう努力する」と語る。
道内には現在約六百二十組の里親がいるが、五年前よりも百組近く少なくなり、里親のなり手不足は深刻だ。
(1999年7月2日)(金) 北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/top/
■性的虐待
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【社会】子供の障害で里親らを提訴−埼玉
埼玉県児童相談所を通じ、里子に出された同県川口市の男児(5)が言語障害や知的障害になったのは
「食べ物を詰まらせた際に里親が措置を誤った」ためと、男児の代理人の両親が同県所沢市の里親と県を
相手取り、約1億6525万円の損害賠償を求める訴えをさいたま地裁に起こしたことが9日、分かった。
訴状によると、両親は98年12月、経済的理由で、男児を所沢児童相談所を通じて所沢市の夫婦に里子に
出した。99年4月20日、当時2歳だった男児は頭に傷を負って強度の意識障害や脱水症状などを起こし、
大学病院で緊急手術を受けたが、後遺症が残った。この時、里親は医師に「4月18日に食べ物を詰まらせた
ので(男児を)たたいたり、シェークした(振った)。
19日に元気がなくなり、20日はぐったりしていた」と説明したという。
当時、男児は栄養不良状態で、額や背中にも傷があった。
両親は里親に男児の養育を委託した県も「必要な指導を怠った」と主張している。県こども家庭課は「訴訟を
起こされている立場なので、現時点でコメントできない」と話している。
(1999年4月20日)
引用元
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020910k0000m040134000c.html
■傷害
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元里親連合会理事を買春容疑で逮捕 あっせんの無職少女も/大阪府警
府警少年課と堺北署は十五日までに、女子中学生を相手にわいせつ行為をしたとして、
堺市香ヶ丘町二、理髪店経営近藤祐市容疑者(54)を府青少年健全育成条例違反の疑いで、
同容疑者にあっせん料目当てに中学生を紹介した同市内の無職少女(18)を児童福祉法違反の
疑いで、それぞれ逮捕した。
近藤容疑者は、家庭的に恵まれない子供を里子として預かるなど児童福祉分野で活動、
大阪里親連合会理事を二期務めた経験もあり、関係者らをあきれさせている。
調べでは、近藤容疑者は六月二十九日昼、無職少女から売春相手として引き合わされた
女子生徒を車で堺市内のホテルに連れ込み、二万円を渡してわいせつ行為をした疑い。
無職少女は、紹介料として同容疑者から二万円を受け取った疑い。
近藤容疑者は、以前から店に髪を切りに来た少女たちに、「エステ」と称し金を与えて
体を触ったり、下半身や胸の写真を撮るなどしていたといい、府警では余罪があるとみている。
(1998年12月16日) 読売新聞
■児童福祉法違反
里親にせっかんされた里子死亡
坂戸市塚越で十六日夜に、里親にせっかんされ、意識不明の重体だった田口貴子ちゃん(二つ)は
二十九日午後零時四十五分ごろ、入院先の鶴ケ島市の関越病院で死亡した。
貴子ちゃんは里親の水村清容疑者(四〇)に排便のことでうそをついたと責められ、布団に
二、三回投げつけられた。
司法解剖が三十日、埼玉医大で行われ、死因は頭部打撲による外傷性くも膜下出血と分かった。
(1994年5月30日) 朝日新聞社
■死亡
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