山形県の蔵王連峰で12日午後、山スキーをしていた男性2人のうち1人が雪崩に巻き込まれました。防災ヘリコプターなどが救助に当たっています。
警察によりますと、12日午後2時ごろ、山形県上山市の蔵王連峰・熊野岳と中丸山の中間地点の沢で、山スキーをしていた男性2人のうち1人が雪崩に巻き込まれたということです。
巻き込まれたのは、山形県白鷹町の無職、梅津栄一さん(76)で、午後6時前現在、消防防災ヘリや捜索隊が救助に当たっています。
現場はスキー場のゲレンデ外の急斜面で、雪崩は高さ100メートル、幅50メートルの範囲にわたっています。
一緒にスキーをしていた山形市の74歳の男性は、2人で沢を下る途中に雪崩が発生し、梅津さんが巻き込まれたと話しているということです。2人はベテランの登山仲間だということです。
12日、山形県内全域には「なだれ注意報」が出されていました。(12日17:51)