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▼3月12日(金) | 『地下水は誰のものか』 地下水浄化の技術が進んだことなどから、病院や商業施設など水道の大口利用者の間で、地下水をくみ上げて使おうという動きが広がっている。 自治体によっては地下水の揚水規制を独自に条例で定めているが、そうした地域以外では自分の土地からは自由に水をくみ上げることができるのが現状だ。 一方、上水道を地下水に頼ってきた自治体では、地下にどの程度の量の水があるのか調査を始めるなど、地下水源を守ろうという動きも出ている。 今は「誰のものでもない」地下水をめぐる攻防から、地下水は「誰のものか」を考えていく。 |