配信して居りますとよく、「誰からも相手にされないの？」、「社会から爪弾きにあったの？」と か訊かれます、ここに群れから離れるのを極端に恐れている日本人の特徴が浮かび上がりま す。

これは個人より社会が先に来る日本の特異体質から来ていて、常に個人が社会に対して受 身だという事です。

これが小生が日本の社会は正義すら相対化していると言う所以でもありますが、日本では 個が社会を超越していない為、個人の自由すら私権の行使と同次元で捉えられ、つまり社会に 対する上位概念と言うものが欠如しているのです。

結局人は世間の顔色を伺い、自分の本音を抑え、隠して、世間に妥協して生きる事になる のです、つまるところ日本では付和雷同し群れたがる事こそ正義だからなのです。

人間は元来本当の自分と社会的な自分と二面を持って生きているものと言われていますが 、小生はこの二元性のあるものを限りなく一つにする努力こそが重要だと考えています。

例えば、日本人特有の内と外、裏と表、本音と建前、手段と目的等、つまり主観と客観を限り なく近づける事により最期の選択肢が自分の自由意志に委ねられる所まで昇華すると言う事で す。

日本人はとかく好き嫌いの判断を善悪の判断に置き換えている人が多く見られますが、こ れこそまさに、自己の客観視不足が引き起こしている悲劇だと思います。

それを防ぐには右脳と左脳とを分離させ情報を引き出す時に一々感情を差し挟まないような 訓練も必要でしょうし、自分の好き嫌いに関わらず正しいものは正しいと言える毅然とした態度 を身に付ける必要もあります。

詳しくは国際個人学研究所のホームページをご参照下さい。

以下はミクシーの柳田國男語録コミュのアドレスですが、スティっカムを使用してコラボが出来れば面白いなと思ってます。