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2010年3月11日(木) 19:30 |
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認知症に対する理解を深めて
認知症に対する理解を深めてもらおうという講演会が、岡山県早島町で開かれました。 アルツハイマー病の当事者が、自らの経験を講演で語るのは、岡山では初めてだということです。
岡山県早島町で、介護に関心を持つ町民を集めて開かれた講演会です。 自らの認知症体験を語るのは、およそ3年前からもの忘れや時間がわからないなどの症状を持つ岡山市の戸田恵さん(78歳)と、言葉が思うように出てこず、医師から、ごく初期のアルツハイマーと診断された能勢功一郎さん(73歳)です。 80代の4分の1、90代の半分が患うといわれている認知症。 高齢化が深刻化する中、誰もがなりうる病と向き合うために、戸田さんらは周りの人の理解と支えが大切と訴えました。 参加者には高齢者の介護経験を持つ人も多く、戸田さんらは1人で悩まず、周りに相談してほしいと呼びかけました。
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