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| 【愛知】安城市、平日夜間診療を集約 小児科・内科を休日急病診療所に2010年3月12日 
 安城市は4月1日から、小児科・内科の平日夜間の急患を受け入れる1次救急の診療体制を変更する。現行の在宅当番医制を廃止し、当番医が横山町の市休日急病診療所で診療する方式になる。 現行は、月−金曜の夜間診療を市内の各医院で当番を決めて行っているが「場所が分かりづらい」などの理由から、風邪など軽症でも、総合病院の八千代病院や安城更生病院を訪れる人が多い。 市の調査によると、両病院の平日午後8〜10時の急患数は平均で、合わせて15人ほどなのに対し、市の当番医の利用者は平均で2人ほどと少なかった。 両病院から「夜間に急患が集中し、診察に支障が出ている」との意見も市に寄せられている。このため、市は平日の夜間診療についても日曜や祝日などの休日診療と同様に、市休日急病診療所で当番医が診る方式にすることを決めた。 清水信行・市健康推進課長は「新方式の実施をPRし、地域医療を充実させたい」と話している。 (紙山直泰) 
 
 
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