気迫の込もったけいこを見せた幕内豪栄道=大阪・寝屋川市
「大相撲春場所」(14日初日、大阪府立体育会館)
三役復帰を目指す幕内豪栄道(境川)が、大阪府寝屋川市の境川部屋で力の入ったけいこを見せた。出げいこにきた同世代の幕内栃煌山、栃ノ心ら春日野部屋勢と31番をこなし24勝7敗。立ち合いから鋭い出足を見せ、地元大阪での“主役争い”に名乗りを上げた。
2月の大相撲トーナメントでは1横綱2大関を破り、日本人力士として03年の武双山以来7年ぶりに優勝した。「地元だし何とか盛り上げたいよね」。充実の23歳。和製力士の旗手としての期待は十分に感じている。
(2010年3月10日)