| ギョッ!大漁キアンコウ「津波が影響?」(2010/03/05) | |
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水揚げしたのは、南浜漁協所属の第31共栄丸(石井作美船主)と第11清和丸(石井清一船主)。大久喜沖と種差沖の水深30メートル近くに設置した網に掛かっていた。 両船とも3月に入って初めての水揚げで、船主は「こんなに大量に入ったのは初めて」と口をそろえる。通常、定置網で漁獲できるキアンコウは100キロ程度という。 競りが行われた八戸市第2魚市場では、仲買人の間で「津波に驚いた魚が群れたのではないか」「昔からアンコウが陸に寄れば地震が来ると言われているが…」と話題に。 魚類に詳しい同市の石戸芳男さん=青森県立郷土館客員学芸員=は「キアンコウは産卵時期に近いため、群れで移動している可能性は高い。ただ、水深80メートル付近で産卵する底魚のキアンコウが、なぜ浅い場所に移動したのかは分からない」と話している。 【写真説明】 定置網に掛かっていた大量のキアンコウ=4日午前7時ごろ、八戸市第2魚市場 |
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