自宅から大麻、コカイン、キセル２本も押収

湾岸署に移送される「ＪＡＹＷＡＬＫ」のボーカリスト中村耕一容疑者 Photo By スポニチ

　ロックバンド「ＪＡＹＷＡＬＫ」のボーカリスト中村耕一容疑者（５９）が覚せい剤取締法違反（所持）の疑いで逮捕された事件で、警視庁麻布署が９日の家宅捜索で覚せい剤のほか大麻とコカインも押収したことが１０日、警視庁への取材で分かった。吸引具も見つかり、同署は覚せい剤使用についても調べる。

　大麻やコカインが見つかったのは、東京都練馬区にある中村容疑者の自宅マンション。

　９日の逮捕後、麻布署が家宅捜索したところ、微量の覚せい剤のほか、微量の大麻とコカインが見つかった。ほかに、薬物を吸引するためのキセル２本もあった。

　いずれも机の引き出しに入っていた。吸引具には使用した形跡があったという。

　中村容疑者は取り調べに対して、薬物など見つかったものは「いずれも自分のものです」と認めている。麻布署では中村容疑者の尿検査を行い、覚せい剤使用について調べるとともに、常用していた疑いが強いとみて薬物の入手ルートについても詳しく調べている。

　また、同署は１０日午前８時ごろ、中村容疑者を拘置中の警視庁東京湾岸署から東京地検に送検した。車内は青いカーテンでさえぎられ、表情など様子をうかがうことはできなかった。

[ 2010年03月11日 ]