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「コーヴ」制作者が来店 鯨肉提供の米すし店訴追

 海洋哺乳類の所有や販売を禁じている米国で、すしネタとして鯨肉を提供したとして、米連邦検察当局は10日、ロサンゼルス近郊サンタモニカの高級すし店「ザ・ハンプ」を経営する親会社と、日系米国人の調理人(45)を海洋哺乳類保護法違反容疑で訴追した。

 米メディアによると、今年のアカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞受賞作で、日本のイルカ漁を批判した米映画「ザ・コーヴ」の制作者らが昨年、客として店を訪問。店内をビデオで隠し撮りし、鯨肉を持ち帰ったことから事態が発覚した。

 検察当局の発表した訴追容疑によると、ザ・ハンプは昨年10月から鯨肉を客に提供。専門家によるDNA鑑定の結果、鯨肉は米政府が絶滅危惧種に指定しているイワシクジラと分かった。

 有罪になれば、最高で調理人には禁固1年と罰金10万ドル(約900万円)、親会社には同20万ドルが科される。

 ザ・コーヴは和歌山県太地町の海に隠しカメラなどを仕掛けて漁の様子を撮影した作品。太地町では反発の声が上がっている。 (共同)

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