患者連続骨折、看護師「しゃべれない人狙った」 兵庫県佐用町の佐用共立病院で2008年12月から1か月余の間に寝たきりの入院患者6人(当時99〜75歳)が相次いで 6人全員に対する犯行を認めており、「職場の人間関係に悩んでいた。イライラして、しゃべれない人ばかり狙った」と供述しているという。 発表によると、羽室容疑者は09年1月13〜19日、肺炎で入院中の女性患者(当時85歳)の胸部を両手で圧迫するなどして、肋骨12本を折った疑い。 6人は男性1人、女性5人で、いずれも一般病室に入院。08年12月8日、6人のうち当時85歳だった別の女性患者の呼吸の異常に主治医らが気づき、骨折が判明した。さらに翌年1月19日までに5人の肋骨骨折が見つかった。 6人は寝たきりで骨粗しょう症を患い、会話もできない状態だった。08年から今年にかけて全員が死亡し、県警が司法解剖したが、死因は肺炎などとされ、骨折との因果関係はなかった。 羽室容疑者は当時、6人を担当。うち3人の骨折の第一発見者で、残る3人が骨折したとみられる時間帯にも勤務していた。現在は育児休暇中で、県警がこの日、任意で事情を聞いていた。 調べに対し、「胸に全身の体重をかけるようにしたら、ボキッと音がした。ほかの5人も同様にやった」と供述しており、県警は余罪を追及する。 同病院は、医療法人「社団一葉会」が1968年に開設。内科など11の診療科があり、ベッド数は90床。 (2010年3月11日23時29分 読売新聞)
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