窃盗事件の証拠品紛失、警部補3人を懲戒処分京都府警伏見署で1999〜2006年、窃盗事件の証拠品や捜査書類599点を紛失していたことがわかった。 府警は11日、この間に同署刑事課で証拠品を管理していた52歳と58歳の男性警部補を減給100分の10(1か月)、別の男性警部補(46)を戒告の懲戒処分にした。また、当時の刑事課長ら4人にも監督責任があるとして、本部長訓戒などとした。 府警監察官室の発表では、不用品と紛れて捨てられたとみられ、「証拠品の写真やコピーは残っているため、事件処理への影響は軽微」としている。紛失したのは未解決の34事件を含む36事件のもので、うち560点は、盗難車両から見つかった遺留品。運転免許証と預金通帳各2通、被害者の名前などが書かれた被害届など8通、現金約2万2000円や財布が含まれていた。 証拠品は、管理簿に記入して刑事課の証拠品保管室で管理するが、警部補3人は管理簿に記入せず、個人用のロッカーや机などで保管していた。 (2010年3月11日23時53分 読売新聞)
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