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朝青龍“セレブ”帰国…経由地では不機嫌、怒号

険しい表情で帰国する朝青龍
険しい表情で帰国する朝青龍
Photo By スポニチ

 暴行問題の責任を取って引退した元横綱・朝青龍(29=本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ)が母国モンゴルに帰国するために10日羽田空港発の航空機で、経由地の中国・北京に入った。

 羽田空港に現れた朝青龍は、先月米国から帰国した際と同じ黒いスーツに白眼鏡という格好。終始無言で、まげは結っていたが、高級ブランドの財布を握る姿はすっかりセレブだった。北京の空港では待ち受けた報道陣を見つけ不機嫌な表情をつくった。同じエレベーターに乗り込もうとした報道陣に「出ろ。出ろ」と怒号をあげる一幕もあった。

 11日午前にモンゴルの首都ウランバートルに入る。午後には親族が経営するASAグループの旅行代理店「ジュールチン旅行社」で会見を行う。その後、市中心部のスフバートル広場で数万人のファンを集めて報告会を開催する。関係者によると、エルベグドルジ大統領らも出席する予定で、同広場内にあるモンゴルの英雄チンギスハン像に献花する演出も計画されている。

 そうした歓迎ムードの中、不穏な空気も漂い始めている。11日にスフバートル広場周辺で市民団体による現政権批判を目的とした統一デモが予定されていることが判明。モンゴル国内では朝青龍の引退に関連して反日感情がくすぶっていることもあり、在モンゴル日本大使館は10日までに、在留日本人らに同広場周辺に近づかないように呼びかける通知を出した。朝青龍の発言次第では、反日感情がさらに高まる可能性もあるだけに会見や報告会の内容が注目される。

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