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朝青龍 日本人記者の質問拒否「気に入らない要求たくさん」

記者会見で笑顔を見せる元横綱朝青龍関
記者会見で笑顔を見せる元横綱朝青龍関
Photo By 共同

 暴行問題の責任を取って2月に引退した大相撲の元横綱朝青龍=本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ=は11日、引退後初めてモンゴルに帰国、首都ウランバートル市内で記者会見し、日本相撲協会について「悪口は言いたくないが、気に入らない要求もたくさんあった」と述べ、現役時代に多くの不満を抱えていたことを明らかにした。

 朝青龍は、1月の初場所中に起こした一般人への暴行問題について「暴行は一切していない」と述べた。格闘技への転身もうわさされている今後の去就に関しては「今のところ具体的には何も考えていない」と述べるにとどまった。また「引退は後悔していない」と強調した。

 会見では黒いモンゴルの民族衣装を着て、まげを結った正装姿。時折、笑顔を浮かべながら、100人近く詰め掛けた報道陣の質問に答えたが、日本人記者の質問は「今日はモンゴル語での会見だ」と受け付けなかった。

 モンゴルでは国民的英雄で、引退をめぐっても「日本側の圧力」との見方があり、同情論も強い。日本では時に「品格」を持ち出され、メディアから厳しい質問攻めに遭ったが、母国での会見にリラックスした表情を見せた。

 「私も人間だから、自分の思い通りにやりたいこともあった」などと、日本相撲協会への不満を吐露。引退の原因となった一般人の男性への暴行は否定し「今のところ相撲は見る気がしない」とも語った。

 「(ウランバートルに住む)子どもに会いたくてしようがなかった」と話し、子煩悩な父親としての顔ものぞかせた。

 元朝青龍関は10日、帰国のため日本をたち、北京を経由して11日、ウランバートル市に到着した。 (共同)

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