2010年3月11日 20時13分更新
11日午後、井原市で住宅の裏にある石垣が崩れて81歳の男性が下敷きになって死亡しました。
11日午後2時半ごろ、井原市芳井町上鴫の三宅四郎さん(81)の住宅の北側にある段々畑の石垣が崩れ、三宅さんが下敷きになったと家族から消防に通報がありました。
消防と警察が救助にあたり、高さ1メートル幅2メートルにわたって崩れていた石垣の中からおよそ1時間後に三宅さんが見つかりましたが、その場で死亡が確認されました。
警察によりますと、三宅さんは事故の前に自宅の裏にある水のタンクが壊れていたため、家族に「修理に行く」と言って家を出ていたということです。
岡山地方気象台によりますと井原市では9日から10日にかけて断続的に雪や雨が降っていて、警察では石垣の地盤が緩んで崩れたのではないかとみて原因を調べています。