2010年3月11日 20時13分更新
県内のほとんどの公立高校で11日から一般入試が始まり、受験生たちが国語や数学などの筆記試験に臨みました。
11日は県内に67校ある全日制と定時制の公立高校のうち58の高校で入学試験が行われました。
このうち、岡山市中区の岡山操山高校には170人あまりの受験生が集まりました。
受験生たちはまず試験を受ける際の注意事項について教員から説明された後、勉強してきた成果を発揮しようと落ち着いて試験開始の合図を待ちました。
そして、午前9時20分から最初の科目の国語の筆記試験に取り組みました。
この国語の試験では聞き取りの問題が含まれていましたが、117人が受験した矢掛高校では放送機器の不具合のため問題の一部が放送されないトラブルがありました。
矢掛高校では受験生に事情を説明した上で放送されなかった部分だけをやり直し、試験時間を1分間延長したということです。
県教育委員会によりますと11日、全日制高校の一般入試を受験したのは9600人あまりで、定員に対する平均の倍率は1.23倍と去年より0.02ポイント高くなっています。
またことしは初めてインフルエンザによる欠席者は追試を受けられることになりましたが、11日は、受験生からの届け出はなかったということです。
一般入試は12日は面接が行われ、今月19日に合格者が発表されます。