岡山放送局

2010年3月11日 20時13分更新

うつ病を考えるフォーラム


気持ちの落ち込みや頭痛などの症状が一定期間続く「うつ病」を理解してもらおうというフォーラムが新見市で開かれました。

新見市の障害者自立支援協議会などが開いたフォーラムにはおよそ200人が集まりました。

この中で岡山市の臨床心理士、谷原弘之さんが「わかりやすいうつ病の理解」と題して講演しました。

谷原さんは、うつ病はストレスからくることが多いことを指摘し、その対処法として好きなテレビドラマを見たりコンサートやスポーツ観戦などをすることや信頼できる人に愚痴を言うことなどを勧めていました。

フォーラムではまた岡山市の演奏家、今井勉さんによる世界最古の楽器といわれるパンフルートの演奏を披露しました。

今井さん自身もうつ病になってサラリーマンを辞めてパンフルートの演奏家として再スタートを切ったということで会場の人たちは澄んだ音色にじっと耳を傾けていました。