初めてでドロドロ　安達祐実“私は蝶じゃなくて蛾”

役柄のドレッシーな衣装で登場した主演の安達祐実（左）と鳥羽潤 Photo By スポニチ

　４月からスタートするフジテレビ系の新連続ドラマ「娼婦と淑女」の制作発表が１１日に行われ、主演の女優の安達祐実（２８）ら出演陣が出席した。

　昼ドラ初出演にして主演、しかも２役という大役と務める安達は「２役ということで大変だねと言われますが、１つのドラマの中でいろいろな顔を見せていける」と充実の表情。

　「普段の自分なら絶対に言わない」ようなセリフが随所に出てくるのも楽しんでいるようで「“自分は蝶じゃない、光を探して飛ぶ蛾”というセリフが力強くて印象的ですね」。演出側が意図的に遊びでやったのか、ただの偶然なのか「１度だけ“金をくれ！”というセリフがでてくるんですよ」と、代表作でもある名ドラマ「家なき子」を彷彿させるシーンがあることを笑顔で話した。

　瓜二つの容姿を持った貧しい家庭に育った主人公・山田紅子（安達）と子爵令嬢の清瀬凛子（同）は運命的な出会いをする。しかし、家督争いの中で凛子は毒殺され、紅子は這い上がるために凛子として生きることを決める――。他人として生きることを選んだ女の悲しくも激しいシンデレラストーリーだ。“あの”東海テレビの昼ドラらしく、ドロドロの愛憎劇が６５話完結の完全オリジナルストーリーとして展開される。

　「脚本自体がすごく面白いですし、ストーリー展開が早くて、いろんな出来事が起こるので飽きさせない。愛情や優しさ、生きていく上での力強さなどを感じていただければ」と作品をＰＲした安達。共演は鳥羽潤（３１）、石川伸一郎（３０）ら。４月５日〜７月２日まで（毎週月〜金、１３・００〜）のオンエア。

[ 2010年03月11日 16:35 ]