最近映画をたくさん見まして、書きたい記事がたまっているのですが、
なにはともあれ、80年代に日本でも若い女子の心をわしづかみにしたW　コリーこと、

コリー・フェルドマン



コリー・ハイム



この2人のことを書きたいと思います。

＜2人のアイドル時代＞
2人は『グーニーズ』や『ルーカスの初恋メモリー』で役を取り合い、とうとう『ロストボーイ』で共演を果たします。

この頃は日本でも映画雑誌“スクリーン”や“ロードショー”などにも取り上げられるほどの、人気でした。

この頃の彼らのイメージは、
コリー・ハイム＝かわいらしい、ジャニーズ系少年＝そりゃキャーキャー言われるよ。
コリー・フェルドマン＝おっさん顔のしょっちゅうマイケル・ジャクソンの格好してる奴＝？？

この2人のユダヤ系少年は、同様に薬物やアルコールにおぼれ、
スクリーンと人々の記憶から消えてゆきました。

※たしか、コリー・ハイムが母親の愛人に発砲して逮捕されるという事件があったような気がするんですが、記事を検索しても出てきません。私の記憶違いでしょうか？

＜ダブル・コリーのちょっと前＞
コリー・フェルドマンは薬物中毒から一足先に抜け出し、今では若者たちに薬物の恐ろしさを公演するなど、すっかり更正を果たしました。
それでも、ジョディ・フォスターの『マーベリック』には、ほとんどエキストラのような役で出ているなど、仕事の面では恵まれない時期が続きました。

コリー・ハイムは、アイリッシュバンドTHE THRILLSが歌った“Whatever happend to Corey Haim”がヒットするなど、幸運とも呼べる形で人々の記憶に戻ってきました。

そして去年はじまったのが、Wコリー復活！　とも呼べるTVシリーズ。
THE TWO COREYS



これは、コリー・フェルドマンとその妻、そしてコリー・ハイムが一つ屋根の下で暮らしたら？
という、リアリティショーです。
まぁ、なんて悪趣味な番組なんでしょうか！！
今度アメリカに行ったら、しっかりDVDボックスが発売されていないか、チェックしてこようと思います。

※9/6　追記
　どうやらこのリアリティショー、処方された薬物をまだ手放せずまともになりきれないハイムを、フェルドマンに押し付けてまともにしてもらおうという内容なようです。
　詳しくは、「Wコリーvol2」にて…。

＜ダブル・コリーの2008年＞
6月からTHE TWO COREYSのセカンド･シーズンが始まりました。
そしてタブロイドを騒がせているのが、このショーの中でした告白です。

コリー・フェルドマンは、アイドル時代に性的虐待を受けていたと告白し（後に相手はマイケル・ジャクソンじゃないかと噂になるが、当時のアシスタントだと訂正）、
コリー・ハイムは、フェルドマンの親友にレイプされたこと、そして自傷癖があったことを告白しました。

今はこのテレビシリーズがなくても、超美人！　の奥さんがいて、仕事も順調なコリー･フェルドマンに比べて、独身でこのシリーズ以外では露出のほとんどないコリー・ハイム。

ちなみに、コリー・ハイムが最近出演した作品は、これもまたフェルドマンと一緒に製作を果たした『THE LOST BOYS2』。
本当、ハイムの独り立ちはまだ見えません。