ローカルニュース

くる梨ピカピカに 鳥取の三木さんが市に寄付

2009年03月11日

 鳥取市内のバスファンの男性が、市の中心市街地を回る百円循環バス「くる梨」の外装更新に役立ててと鳥取市に寄付。車両のラッピングが張り替えられ、ピカピカの姿で走るくる梨に、男性は「皆さんにますます愛されますように」と目を細めている。

ラッピングが張り替えられるくる梨
竹内鳥取市長から感謝状を手渡される三木さん(左)

 寄付したのは、鳥取市吉方温泉二丁目の会社員、三木悟さん(37)。大のくる梨ファンで、応援サイト「くる梨でくる〜り」をホームページ上に開設している。

 一方、くる梨は運行開始から五年が経過し、百円玉の梨やカニなどキャラクターの色あせやはがれが目立つようになっていた。

 「百円バスは街の顔。一市民として見るにしのびない」と思っていた三木さん。昨年十二月、運営する鳥取市に二十五万円を寄付。四台あるうち、特に色あせていたバス(ポンチョ)一台の車両のラッピングの張り替えに充てられた。

 同月十七日には、鳥取駅前で竹内功鳥取市長から感謝状が手渡された。

 三木さんは「地元鳥取の役に立つことができてうれしい。鳥取市民や鳥取を訪れる人の足として、くる梨がますます愛されることを祈っています」と話している。

 くる梨は二〇〇四年一月に運行を開始し、年間約二十五万人が利用。赤コースと青コースを一日計六十二便が走っている。



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