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「高校無償化」に朝鮮学校を含めるかめぐり、鳩山首相「客観的基準をつくることが必要」
目玉政策の「高校無償化」に朝鮮学校を含めるのか、与野党などから賛否の声が相次ぐ中、11日午後、橋下大阪府知事が反対の声を上げた。その根拠となっているのは、朝鮮学校で使われている教科書だった。
橋下大阪府知事は「どう考え方が変わったのか、まったくわからないですね。理念、政治信条というかね」と述べた。
橋下大阪府知事が「ブレ」を指摘するのが、高校無償化の対象に朝鮮学校を含めるかという問題。
橋下大阪府知事は「『政治と教育は別』だなんていう...。一国の政権中枢が、浅いスローガンに左右されるというのは、国として本当に不安」と述べた。
この問題が持ち上がった当初、中井拉致問題担当相が、対象から外すよう訴えたことに、鳩山首相は「私はやはり、中井大臣の考え方というのは1つあるなと」と、朝鮮学校を無償化対象から外すことを示唆していた。
しかし、連立両党からは異論が相次いだ。
さらに、ここに来て急接近する公明党も、無償化法案を一部修正させ、公明党は賛成に回ることになった。
民主党の山岡国対委員長は「高校の無償化については、公明党から修正の要請があった。われわれは、それを受け入れることが可能である」と述べた。
この公明党は、朝鮮学校も対象にすべきという立場。
連立パートナー、そして公明党からも「無償化の対象に含めるべき」との声が上がる中、担当の川端文科相と協議した鳩山首相。
鳩山首相は11日朝、「(会談の中で、朝鮮学校も高校無償化の対象になったということ?)そんなこと全然決まっていません。最終的には、どちらとも決めていません」と述べた。
北朝鮮の民主化を求める団体からは、疑問の声が上がった。
関西大学の李英和教授は「朝鮮高校適用については、大きな疑問と深い憂慮」と話した。
朝鮮高校出身の高英起氏は「これは民族教育ではない。北朝鮮の公民教育です」と述べた。
現在使用されている教科書には、拉致問題についての記述は「日本政府の敵対政策によるもので、自らは被害者」とわずか3行のみが記されている。
一方で、金総書記に関しては、あらゆる記述でその写真が使われていると指摘した。
そして11日午後、鳩山首相は「ある程度、時間がかかるのではないでしょうか。何らか客観的な基準をつくることが必要だと思っています」と述べた。
橋下大阪府知事は「どう考え方が変わったのか、まったくわからないですね。理念、政治信条というかね」と述べた。
橋下大阪府知事が「ブレ」を指摘するのが、高校無償化の対象に朝鮮学校を含めるかという問題。
橋下大阪府知事は「『政治と教育は別』だなんていう...。一国の政権中枢が、浅いスローガンに左右されるというのは、国として本当に不安」と述べた。
この問題が持ち上がった当初、中井拉致問題担当相が、対象から外すよう訴えたことに、鳩山首相は「私はやはり、中井大臣の考え方というのは1つあるなと」と、朝鮮学校を無償化対象から外すことを示唆していた。
しかし、連立両党からは異論が相次いだ。
さらに、ここに来て急接近する公明党も、無償化法案を一部修正させ、公明党は賛成に回ることになった。
民主党の山岡国対委員長は「高校の無償化については、公明党から修正の要請があった。われわれは、それを受け入れることが可能である」と述べた。
この公明党は、朝鮮学校も対象にすべきという立場。
連立パートナー、そして公明党からも「無償化の対象に含めるべき」との声が上がる中、担当の川端文科相と協議した鳩山首相。
鳩山首相は11日朝、「(会談の中で、朝鮮学校も高校無償化の対象になったということ?)そんなこと全然決まっていません。最終的には、どちらとも決めていません」と述べた。
北朝鮮の民主化を求める団体からは、疑問の声が上がった。
関西大学の李英和教授は「朝鮮高校適用については、大きな疑問と深い憂慮」と話した。
朝鮮高校出身の高英起氏は「これは民族教育ではない。北朝鮮の公民教育です」と述べた。
現在使用されている教科書には、拉致問題についての記述は「日本政府の敵対政策によるもので、自らは被害者」とわずか3行のみが記されている。
一方で、金総書記に関しては、あらゆる記述でその写真が使われていると指摘した。
そして11日午後、鳩山首相は「ある程度、時間がかかるのではないでしょうか。何らか客観的な基準をつくることが必要だと思っています」と述べた。
(03/11 19:10)