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「反ヲタク国会議員リスト」メモ

6666-12-31

東京都が今年(2010年)3月に行う青少年健全育成条例の改定によって秋葉原を焼野原にしようと考えている件について

第28期東京都青少年問題協議会答申について

東京都青少年問題協議会2010年01月14日)

http://www.metro.tokyo.jp/INET/KONDAN/2010/01/40k1e100.htm

東京都は、児童ポルノと違いがない悪質な漫画蔓延により児童性的対象として扱う風潮が助長されることのないよう、積極的に機運の醸成を図るべき。悪質な漫画等は、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を阻害するから、青少年への販売等を規制する「不健全図書指定制度」の指定基準に追加することが適当である。

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2010-03-06 仕事とか色々な理由で更新がスラッジコア並みに鈍ります

多謝、多謝、多謝

 おかげさまでニコニコ動画にアップした石原都知事のビデオの再生数が1万を越えました。拡散して下さった方々には深く御礼を申し上げます。ようつべにも上げておきましたので、ニコニコ動画が苦手な方はどうぞ。

パワーバイオレンス、フォーエバー

東京都青少年健全育成条例改正問題のまとめサイト

http://mitb.bufsiz.jp/


 都条例問題について良く知らないという人向けの参考リンク集です。急遽こしらえました。URLの“mitb”の元ネタが分かった方には100点満点差し上げまつ。今の気分がまさにあの感じです。

2010-03-04 元祖鬼畜系作家の成れの果て

政治家としては最低。小説家としては最高・・・じゃないけど、そこそこ好きだった

東京都議会 平成22年第1回定例会録画映像

2010年03月02日)

http://www.gikai.metro.tokyo.jp/live/video2010-t1.html

石原慎太郎大先生(04:26:30から〜)

「次いで、青少年健全育成条例の改正についてでありますが、まぁ、児童ポルノや子どもへの強姦を描いた漫画蔓延を、「見て楽しむだけなら個人の自由である」「如何なる内容であっても表現の自由である」と、許容する事は、これはあの自由の、自由の履き違えで正にありまして、青少年を守り育てる大人たちとしての責任と自覚を欠いた、未成熟な人間の自己保身に他ならないと思います


また保護者が、幼い子どもを性的写真集の被写体として売り渡す行為も子どもを使って自己の欲望や利益を満たそうとする、まぁ大人として親として、まぁ卑劣というかあるまじき、下劣な行為であると思います。


このような児童ポルノや、青少年をみだりに性の対象として扱う風潮から、次代を担う青少年を守らなければならないと思います。


この為、青少年健全育成条例を改正し、児童ポルノの根絶と、この種の図書類の蔓延の防止に向けて、都が、都民、事業者と一体となって取り組み、現存のおぞましい状況に、この東京から決別していきたいと、思っております



 石原都知事の児童ポルノに対する見解については異論は無いです。しかし、規制反対派への批判は殆ど言いがかりであり、思わず笑ってしまいました。

 大層な御託を並べていますが、この人は白痴のロリ娘を集団強姦してフラグが立つ「完全な遊戯」や、睡眠薬で眠らせた女子学生を強姦してフラグが立つ(そればっか)「処刑の部屋」などの極悪小説を発表しては良識派の顰蹙を買っていた元祖鬼畜系作家ですよ。

 都知事に就任した1999年にも、警察幹部の娘を誘拐して殺人ビデオを撮影する「聖餐」というブルータルな作品を世に出したクセに、随分と耄碌したものです。まさに「お前が言うな」。いい加減にしろヽ(`Д´)ノ



参照:『「いい加減にしたまえ」

大輔の文学と古本と酒と女(2005年01月07日)

http://www.skd.ne.jp/blog/daisuke/?itemid=263

今は亡き名評論家、芥川龍之介評論で有名な佐古純一郎は石原慎太郎の「完全な遊戯」が出た時に新聞で「いい加減にしたまえ」と率直な意見を述べた。私が石原慎太郎の作品で理解できなかったのは「完全な遊戯」だ。知恵遅れとおぼしき女性を大勢の男性で輪姦し、仕舞には崖から投げ捨てて殺すという凄惨なストーリーで、三島由紀夫はこの作品は「一種の未来小説」と述べているし、本人も「完璧な小説」と自己賛美されているが、私には理解しかねる作品であった。どこにも「美」がないし、人間性の欠片もない。


参照:『石原慎太郎「聖餐」

BooksDatabase

http://booksdatabase.web.fc2.com/authors/ishiharashintarou.html

表題作が極めて不快である。この作品にあるのは憎しみの感情のみである。これは、AVの製作者である主人公が逮捕されたことに恨みを感じ、警視の娘を騙してスナッフ(殺人・拷問映画)に出演させて死に至らしめるという内容の物語であるが、ラストでの女体の破壊という非常に激しい暴力描写は、サド文学を彷彿とさせ、フェミニストでない男性であっても嗜虐趣味がない普通の人には極めて後味が悪い代物であるといえる。今石原の作品の批判は文学界でタブーになっているという話であるが、こういう作品が芸術であるのか一度でいいから都知事に聞いてみたい。


参照:『少年犯罪データベース

http://kangaeru.s59.xrea.com/itazura.htm#1956.7.28

埼玉県熊谷市の中学3年生(15)は隣家の米人宅に忍び込み、砂糖壺に睡眠薬を入れ、コーヒーにこの砂糖を入れて飲んだ主婦(23)が昏睡状態となった。石原慎太郎・原作、市川崑・監督の映画「処刑の部屋」を観て、主人公が女を薬で眠らせて犯すシーンをマネたもの

何とか余って憎さ100倍

 石原都知事は、2004年に行われた都条例改正における答弁でも「健全図書を読んでいるようなキモヲタの変態嗜好を規制するのは国家の責任」といった主旨の発言をかましていました。



参照:『都議会2003年4回定例会健全育成政策

北の系(2003年12月16日)

http://zirr.hp.infoseek.co.jp/020349.html



 今回の「未成熟な人間の自己保身に他ならない」発言はこれに匹敵する酷さです。ドタマ来ました。だから該当発言を編集して晒す事にしました(笑)。元となった素材の状態が悪かったので、声が聞き取りにくいかも知れませんが、ご了承下せえ。


D


 これが、かつては権威に向かって唾を吐き、倫理観を陵辱して嘲笑っていた元祖鬼畜系作家の成れの果てです。また晩節を汚しましたね、このいくじなしがっ!


D

2010-02-28 北都南氏の演技を違法化しようとするあいつらは絶対に許さん

ぺー姉さんこと北都南氏の演技を違法化しようとするあいつらを俺は絶対に許さない、絶対にだ

 東京都青少年健全育成条例改正案の無茶苦茶な全文が明らかとなり、今日までこの問題を知らなかった方々を驚愕させている様ですね。



関連エントリー:『東京都「顔や声が18歳以上に見えない二次元キャラを『非実在青少年』と定義して規制する」

痛いニュース(ノ∀`) (2010年02月27日)

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1429873.html



 それにしても「非実在青少年という新造語は傑作です。高河ゆん氏もこの造語だけは褒めています(笑)



高河ゆん(yunk99)on Twitter

http://twitter.com/yunk99

「非実在青少年」  この言い方だけはちょっとカッコイイですけど。 でもダメダメ!

http://twitter.com/yunk99/status/9736228968

バカバカしくて、そもそもこんな案が出るだけでも大丈夫か?と思うのですが、本気なんだろうなあ。ゾーニングをきっちりすれば問題ないと思うのですが。そっちの方が先だと思うけど。

http://twitter.com/yunk99/status/9736376374



 また声優ヲタクの怒りを買っている「18歳未満として表現されている音声を規制する」という部分は、この改正案を作成するにあたって中心的な立場にいた1人である後藤啓二大先生(元警察官僚)が顧問弁護士を務めているキリスト教原理主義団体「ECPAT/ストップ子ども買春の会」の主張を反映させたものかと思われます。



関連エントリー:『音声すらも未成年に聞こえたらNG:都議会

ある、古参エロゲプログラマー(エログラマー)の戯れ言(2010年02月28日)

http://kenjikakera.asablo.jp/blog/2010/02/28/4911908

24日にある都議の秘書から電話があった。

音声すら未成年に聞こえるとNGとのこと。



中原真澄・ECPAT/ストップ子ども買春の会共同代表

「いま児童ポルノ法の見直しについて議論に上るのは「絵」が入るか否かという、極めて限定された視覚要素についてですが、我々は音声とか文章とかも想定しています


http://kill-the-assholes.x0.com/p_mate_01_03/ecpat_01.jpg

http://kill-the-assholes.x0.com/p_mate_01_03/ecpat_02.jpg

http://kill-the-assholes.x0.com/p_mate_01_03/ecpat_03.jpg

兎園氏による非常に分かりやすい問題点の指摘

参照:『東京都青少年保護条例改正案全文の転載

無名の一知財政策ウォッチャーの独言(2010年02月27日)

http://fr-toen.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-cbc1.html

a.利用者と事業者から無意味にテラ銭を巻き上げることのみを目的とした携帯電話の推奨制度の導入(第5条の2)、


b.児童ポルノを理由とした根拠なく曖昧な定義に基づく創作物(図書類又は映画等)の有害図書・不健全図書指定対象への追加(第7条第2号、第8条第1項第2号、第9条の2第1項第2号)、


c.青少年の情報アクセスを超えて一般の情報アクセスに多大な制限を加えることになるだろう、1年間で不健全指定を六回受けたものに対する東京都による必要な措置の勧告・公表の導入(第9条の3)、


d.都民児童ポルノをみだりに所持しない責務を有するとする児童ポルノ所持の違法化(第18条の6の4。ただし、罰則はなし)、


e.児童ポルノを理由とした曖昧な定義に基づく東京都に対する保護者と事業者に対する指導・調査権限の付与(第18条の6の5)、


f.親から子供の監督権を奪い、子供の情報アクセス権・プライバシーを無視する形での携帯電話フィルタリングのほぼ完全な義務化と、携帯電話フィルタリングについての東京都に対する携帯電話事業者への勧告・公表・調査権限の付与(第18条の7の2)、


g.青少年のインターネットの利用についての行政機関(想定しているのは主として警察だろう)による東京都への通報制度の導入と東京都に対する保護者への指導・調査権限の付与(第18条の8)


という、違憲でない項目を探すことの方が難しいくらいの凄まじい規制のオンパレードである。


東京都の条例改正案は対象範囲も極めて広く、本当にこんな内容で通ったら、漫画やアニメ、ゲームなどのいわゆるオタク業界はおろか、出版業界全体、雑誌業界全体、アイドル業界、映画業界などおよそ表現にかかわる全業界が無意味に大ダメージを食う可能性が高い。

http://twitter.com/fr_toen/status/9702183288

日本書籍出版協会と日本雑誌協会に物申す

 ここで改めて触れておきます。東京都青少年健全育成条例の問題において重要なポイントのひとつは、不健全図書指定制度というものが、「東京都当局から連続3回または年通算5回の不健全図書指定を受けた書籍は取次(流通)会社が取り扱わない」という出版業界の自主規制があってこそ成立しているという事実です。



参照:『有害図書指定−wikipedia

出版業界の自主規制ルールとして「東京都の不健全図書(有害図書)として連続3回、もしくは1年間に5回以上指定された出版物(雑誌)は、特別な注文等がない限り取次業者では扱わない」というルールが定められており、そのためこのルールに該当した出版物は事実上一般書店での販売が困難となる。その場合出版社は成人向けに限定した形でアダルトグッズショップや直接販売などの通販・チャンネルで販売を継続するか、もしくは廃刊・絶版するかの選択を余儀なくされることが多い


また大手コンビニチェーンや書店の中には「前記の取次停止ルールに該当する出版物を発行している出版社の出版物は、有害図書指定されていない他の出版物も含めて一切取り扱わない」という方針を示しているところもあり、そのためコンビニ販売が主力となる雑誌類を抱えている出版社の中には、万が一の事態に備えて成人向け雑誌・書籍部門を別会社として本体から切り離す動きも見られる(例:毎日コミュニケーションズ→MCプレス。また白夜書房のアダルト雑誌部門がコアマガジンに移管されたのもこの動きに関係していると見られる)。


有害図書に指定された書籍(「完全自殺マニュアル」(鶴見済)など)は、大手や一部の書店で販売されていない。大手書店では有害図書を販売することによるイメージダウンを懸念した結果である。また小さな書店の場合では区別陳列のスペース確保と、年齢認証などの煩雑さなどから取り扱わない場合も多くあり事実上の発売禁止措置、禁書指定に近い



参照:『「有害」規制に関する用語集:帯紙措置

「有害」規制監視隊

http://hp1.cyberstation.ne.jp/straycat/watch/terms/obigami.htm

<帯紙措置の概要>

 出版界の業界団体出版倫理協議会(日本出版取次協会、日本書籍出版協会、日本雑誌協会、日本書店商業組合連合会の4団体で構成)による自主規制の一つ。東京都青少年健全育成審議会において、連続3回または年通算5回「不健全」指定を受けた雑誌類に対し、次の号から「18歳未満の方々には販売できません」という帯紙をつけるよう通知するというもの。帯紙をつけない雑誌は取次で扱われず、たとえ帯紙がついていても販売店から注文がない限り送品されない。昭和40年6月1日から実施されている。

<帯紙措置の流れ>

(1)雑誌類が東京都青少年健全育成審議会において、連続3回または年通算5回「不健全」指定を受ける。


(2)(1)の雑誌類を発行する出版社に対し、出版倫理協議会が次号から帯紙をつけるよう通知する。


(3)出版社は該当誌の全てに帯紙をつけなければならず、帯紙のないものは取次で扱われない


(4)取次は帯紙措置を適用された雑誌類を販売店に送品するさい、定期部数の再確認を行い、必要部数の申し込みを受ける。申し込みのない販売店への送品は行われない。


(5)この帯紙措置を適用されると、「流通部数が極端に減ってしまうために、休刊(実質的な廃刊)を余儀なくされてしまうのが通例」(長岡義幸「東京都「不健全」図書指定に宝島社の反撃」『創』2001年1-2月号、115頁)という。



参照:『会見・講演録 宮台真司(社会学者)、鶴見済(「完全自殺マニュアル」著者)

早稲田大学人物研究会

http://jinnken.org/kouenroku/miyadaitsurumi.html

[鶴見]  えーと、皆さんがまず聞きなれない言葉はまず「取次」ということだろうと思うんですが、実はこの、流通過程で一番重要なポイントに有るのが、この、取次さんなんです。本来なら「本の問屋さん」にすぎないんですが、えー、二つしかありません。日本の取次、「トーハン」と「ニッパン」のふたつです。それで、「トーハン」と「ニッパン」はつるんでますから、えー、そもそも、この段階で取次が、扱わないといったら扱わないんですよ。扱えない本てのは流通しない、ってまず、一番でかい規制がそれで、「自殺マニュアル」だの「人格改造」だの(管理人注:いずれも鶴見氏の著書)、ずーとこれと戦ってきたんですけれども。


えーと、書店なんかでもですね、そうそう、例えば神奈川県で、「ジュンク堂」とかですね、神奈川県で伸ばしてるチェーン店で、えーとなんだったかなあ、ちょっと東京で目にしないようなのが二つほどあるんですが、そこなんかは、えー、全部返本してる、と。既に。そういうでかいところが返本しだすとですね、小さいところってのはですね、今、神奈川県がどういう状況になってるかっていうと、、小さいところで置いてるところに、警官が張り込んでいると。「売らねえだろうな」ってんで見張ってるそうなんですが、そんなことしてまで、さすがに、その小さい本屋は意固地を持ってですね、売ろうとしませんから、いずれ全部帰ってくるでしょう、と。


そういうですね、えーとね、そうなってくると、例えば都道府県の中で、半分くらいダメになったとしても、取次とかが「そんな本、ウチでは扱わねぇよ」っていうことを判断する可能性がある、と。したら、もう、その時点で、「絶版」なんですよ。



「年通算5回の不健全図書指定」ってどこで数えてるんだろうという件

えふすくBlog(2009年06月17日)

http://ccf-square.blogspot.com/2009/06/6589blog-vol.html

次に「過去1年間で5回目の指定」ということですが、前述のように「帯紙措置」が流通(取次)によって行われる自主規制であるため、東京都答申に帯紙措置を行う旨が記述されることはたぶんありません(資料には載ってるんですけど)。ゆえにどのタイミングを「過去1年間で5回目」とするのかは流通(取次)側が判断することになります。



 僕が今回の改正案を読んでちょっと驚いたのは、あくまで業界の自主規制だった筈の「帯紙措置」の一部が条文の中に盛り込まれていた事なんですよね(指定5回ではなく指定6回という理由は不明)。



(表示図書類に関する勧告等)

2 知事は、図書類発行業者であつて、その発行する図書類が第八条第一項第一号又は第二号の規定による指定(以下この条において「不健全指定」という。)を受けた日から起算して過去一年間にこの項の規定による勧告を受けていない場合にあつては当該過去一年聞に、過去一年間にこの項の規定による勧告を受けている場合にあつては当該勧告を受けた日(当該勧告を受けた日が二以上あるときは、最後に当該勧告を受けた日)の翌日までの間に健全指定を六回受けたもの又はその属する自主規制団体に対し、必要な措置をとるべきことを勧告することができる。



 この際だからはっきり言わせて貰いますけど、東京都に対して反対意見書を出した日本書籍出版協会と日本雑誌協会は、本当にこの改正案に反対する気があるならば「帯紙措置を撤廃するぞゴルァ!」と宣言したらどうですかね。下らない自主規制を撤廃しようと、出版倫理協議会のお仲間である日本出版取次協会や日本書店商業組合連合会に呼びかけて下さいな。同じく反対意見書を出した日本出版労働組合連合会も、出版倫理協議会に撤廃を要求したらどうです?

 図体だけが無駄に大きい庁舎でふんぞり返っている青少年・治安対策本部のウ●コファシスト達に唯々諾々と従った結果がこの有様なわけで、ここまで増長した連中にこれ以上服する理由が一体どこにあるというのでしょうか。僕には全く分かりませんし、分かりたくもありません。

 もう自主規制なんてやめちまえー!(「やめちまえー!」の部分はピエール瀧の声で)


※なお不健全図書指定によって絶版状態に追い込まれた「完全自殺マニュアル」「人格改造マニュアル」でしたが、現在は通信販売で購入可能になっています。


 


参考資料:『日本の出版流通の特異性

谷平吉の出版流通コラム(1998年12月07日)

http://www.bekkoame.ne.jp/~much/kousaten/tanibn026.html

 日本の出版流通の特異性は取次依存につきます。雑誌と書籍を同じ流通会社が扱い、その取次の株は大手出版・老舗出版が持ち、出版社の流通部門を担い、更に、その取次ぎが株主以外のほとんどの出版社の流通を担うという公共性を持ち、利害関係が不透明性な状況が続いています。欧米諸国の場合、日本の取次に当たるものは、出版社グループ資本・契約による販売子会社、他資本による独立流通販売会社が担い、雑誌と書籍は取引きシステム、資本や経営体、販売市場も異なるというのが一般的です。日本は戦前体制をそのまま引き継いだため、小売りはその商品仕入の全てを取次に依存し、力関係として圧倒的な取次優位が続いてきた。

児童保護団体版シーシェパードを東京湾に叩き落とせ!!


 あと、これには笑いました。



第十八条の六の二に次の一項を加える。

4 都は、事業者及び都民による児童ポルノの根絶及び青少年性的視覚描写物のまん延の抑止に向けた活動に対し、支援及び協力を行うように努めるものとする。



 近年における表現規制運動というものが、規制派にとって利権確保の手段にもなっているという事実が様々なソースで明らかになっているわけですが、この1項はあまりにもストレート過ぎます(苦笑)。

 そうじゃありませんか?改正案作成で大きな役割を果たしたECPAT/ストップ子ども買春の会の顧問弁護士であり、元警察庁生活安全局出身の後藤啓二大先生、そしてWEB110代表・インターネットホットラインセンター副長の吉川誠司大先生



参照:『麻生政権時代に表現規制推進の予算が倍になっていたでござるの巻

2009年10月28日)

http://d.hatena.ne.jp/killtheassholes/20091028#p2


参照:『日本ユニセフが『漫倫』の創設を要求

ニュース超速報!(2008年03月25日)

http://turenet.blog91.fc2.com/blog-entry-2561.html


参照:『野田聖子議員もダマされた! 「児童ポルノ禁止」NPOの女性理事長は「元ポルノ業者」

週刊新潮2005年05月05日・12日合併号

http://otaku.rulez.jp/kill_the_assholes/noda/shincho_01.jpg

http://otaku.rulez.jp/kill_the_assholes/noda/shincho_02.jpg



 ところで、その正体はキリスト教原理主義団体以外の何物でもないECPAT/ストップ子ども買春の会は、政教分離という観点からこの公的支援の対象外になるんですよね?そもそもとして、後藤啓二大先生の様な宗教団体関係者が改正案作りに携わっていたのは非常に問題があったと僕は思います。



関連エントリー:『ちなみに日本におけるキリスト教信者の数は人口の1%未満

2009年10月07日)

http://d.hatena.ne.jp/killtheassholes/20091007#p2

 児童ポルノ法改正による漫画・アニメ・ゲームの規制を訴えて積極的に政治活動している勢力には、カトリックのアグネス・チャン大先生を始めとするキリスト教関係者が多く存在します。中でも先鋭的な動きを見せているのがプロテスタントです。

 一番有名なのが、毎度御馴染みECPAT/ストップ子ども買春の会。この団体は、保守派に忌み嫌われているプロテスタント連盟「日本キリスト教協議会」の日本キリスト教婦人矯風会事実上同じ組織です。

 日本キリスト教婦人矯風会は、戦前から性道徳の押し売りをやっている原理主義集団として知られています。彼らは原理主義的信仰に基づき、性的寛容を徹底否定しています。同性愛なんてもっての他。

 こうした背景を考えれば、BL漫画が無傷で済むなんて事はまずあり得ません


参照:『同人誌の苦情って、一体誰が都議員に持ち込んでるの? それから、その同人誌って実はBLじゃないの?

王様を欲しがったカエル2010年02月28日)

http://toriyamazine.blog100.fc2.com/blog-entry-278.html


参照:『ポルノ・買春問題研究会」と「ECPATストップ子ども買春の会」についての参考資料集

近現代正史研究会

http://kgsk.nobody.jp



 まったく、「子供を守る」という事を口実にすれば何でも出来ると考えている奴らが多くて本当に嫌になりますね。児童保護団体版シーシェパードみたいな連中が、忌々しい官僚・議員・大手マスコミ関係者らと共に跋扈している現状にはハラワタが煮えくり返って丸焦げですよ。絶対に許さん(*`д´)