9日、中国国防大学の元副政委で全国人民代表大会(全人代)代表の李殿仁中将は、中国の空母建造問題について「現段階では、間違いなく造る必要がある」との見解を示した。写真は08年10月、米アリゾナ号記念館脇に停泊する米空母と米海軍艦隊。

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空母建造、「中国は大国、間違いなく必要」―全人代代表
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2010年3月9日、中国国防大学の元副政委で全国人民代表大会(全人代)代表の李殿仁(リー・ディエンレン)中将は、中国の空母建造問題について「現段階では、間違いなく造る必要がある」との見解を示した。中国新聞網が伝えた。

李中将は、「多くの国が空母を保有している。中国はこれほど大きな国なのだから、保有すべきだ」と述べたが、その時期については「情勢の変化を見て決めれば良いと思う」との見解を示した。

また、温家宝(ウェン・ジアバオ)首相が今年の政府活動報告で初めて、「国民生活の尊厳を高めるべき」と言及したことを挙げ、「中国軍への励ましになった。軍の使命は国家主権と領土保全を守るとともに、国民の安全を守ることだ」と述べた。

さらに、中国の軍拡に各国が懸念を示していることについて、「他国に脅威を与えるはずがないし、これまで1度も他国を威嚇したことはない」とした上で、「我々の力は米国の足元にも及ばない。経済、科学技術、軍事のあらゆる面において、その差は歴然だ。その相手に威嚇できるわけがないだろう」と強調した。(翻訳・編集/NN)
2010-03-11 01:42:50 配信

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